タウンニュース座間版*1/No.543 2013年(平成25年)12月27日号に、
下記の記事があり、面白いと思いましたので、書き写します。
市民が選んだ本は?/\
2013年下半期 座間市立図書館ベスト貸出ランキング(2013/6/25〜12/13)
<一般部門>BEST10*2
- 謎解きはディナーのあとで 東川篤哉 小学館 *3 148回 22冊
- マスカレード・ホテル 東野圭吾 集英社 *4 146回 13冊
- ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾 角川書店*5 139回 15冊
- 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹 文芸春秋*6 135回 14冊
- カッコウの卵は誰のもの 東野圭吾 光文社 *7 130回 17冊
- 1Q84 BOOK1:4月-6月 村上春樹 新潮社 *8 129回 21冊
- プラチナデータ 東野圭吾 幻冬舎 *9 129回 15冊
- 麒麟の翼 東野圭吾 講談社 *10 126回 13冊
- 真夏の方程式 東野圭吾 文芸春秋*11 124回 12冊
- 舟を編む 三浦しおん 光文社 *12 122回 13冊
<数字は貸出数>※表内の右端の数字は蔵書数
図書館のHPにも「予約数の多い本」というページがある*13のですが、
そことはぜんぜん違うのがまず面白かったです。
図書館HPだと、蔵書数とリクエストの比率でランキングしてるらしく、
蔵書が2冊しかないのに43回リクエストのあったホリケンの本がトップでした。
- 作者: 堀井憲一郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/08/06
- メディア: 単行本
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ナイトスクーパーひゃくたさんとかやっぱり入って来てます。
逆に言うと、上の一覧になぜひゃくたさんがいないのか、そのほうがナゾです。
上の表はヒガシノリ選手圧勝で、いくらメディアミクスとは言っても、
ヒガシノリ選手が本来持つ体育会系ハングリー精神が文壇を蹂躙したとも言えそうです。
ハングリーほか、体育会系世渡り術、体育会系勝利の方程式、体育会系要領、等複合作用。
公共施設が同じ本を何冊も買ってタダで世の中に貸しまくるのは税金の無駄、
かつ出版業界及びキンドルの商業主義拝金主義に対しての、
福祉平等国家によるゲリラ戦ではないか、と思う時があります。
図書館に入り浸るのは年金や福祉で暮らす人や、
国民の三大義務、勤労・納税・教育のうち、
まだ教育を受ける段階の人が多い、という仮定で考えて、
国庫や保護者が支出するカネはなるべく生活費に使ってほしい貧困ビジネスに吸い取られてほしい、
書籍などの娯楽に使わないでほしい、本なら貸してあげるから、ネ?
という意図なのかと推測してしまいます。
享受する側からすれば、なら公営で掛け金ロハのギャンブル作れよ、
と思うかもしれませんが、パチンコや馬車舟オートはさすがにロハ無理でも、
賭けない健康麻雀は広めてますからね。ロハっすギャンブル。
http://www.fureaimahjong.com/
上の表の、例えば1位の櫻井翔の人の小説は蔵書が22冊もありますが、
貸出回数148回を貸出期限2週間x半年で割ると、
13冊あれば回せるという結果になります。
蔵書数が紛失を含んでいないのなら、
ただ単に借りっぱなしで返さない人がいたということと思いますが、
好きなドラマの原作で、新刊で千円しない文庫本だから、買えばいいんじゃん、
と思いました。あるいは持ってる友人から借りるとか。
これが人口十万の自治体の図書館ですから、
もっと人口多くて、紀伊国屋に業務委託して、
司書の資格持った主婦のハケンばかりのところとか、
どうなってるのか興味深いな、と思います。以上
*1:URL貼りますが、紹介の記事は紙版のみです。2013年街頭犯罪の発生状況も同様。http://www.townnews.co.jp/0403/
*2:このほか児童書部門があり、かいけつゾロリが1〜10独占でした
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*13:http://www.library.zama.kanagawa.jp/opw/OPW/OPWBESTORDER.CSP?DB=LIB