『酒のほそ道 8』 (ニチブンコミックス)読了

今週のお題「卒業」

酒のほそ道 8 (ニチブンコミックス)

酒のほそ道 8 (ニチブンコミックス)

金融機関の営業の方の担当替え挨拶周りに出っくわし、
平日の昼その辺にいるとやはり落ち着かないです、そんな春の雨。
高等教育を受けているお子さんのいる年齢のもの同士で担当替えというのが、
よく分からない。新しい担当の方のほうが年配。
何から卒業なのか。全然関係ありませんが、映画ホットロードのサイト開いたら、
BGMが尾崎だった。当時の族、尾崎だったか?違うんじゃないでしょうか。
5メートル空を飛んだ、だけ見たいと思っています。

この巻は、女子大生は、一コマしか出ません。
宗達が女子大生のいとこのコンサートチケットを押し付けられて、
行こうとする時雨にたたられる第十五話「雨宿り」

頁134 ちょっと寄り道⑭「どじょう」
 だもんで、長らく「どぜう」は「どじょう」の旧かな使いだとばっかり思っていたら、これが違うんだそうな。
「どじょう」の旧かなは「どぢゃう」で「どぜう」というのは江戸語だという。
 なんでも、浅草の老舗『K』のパンフレットによると、享和元年(一八〇一年)の創業時、初代の主人が「どぢゃう」が4文字であることを嫌い、縁起のいい奇数で「どぜう」と記したのが始まりだとか。

このコラムだけで元が取れる気がします。山形出身の作者が中京人みたく、
「だもんで」を使うのも面白い。
あと、接待キャンセルかと思って気ままにバグバグ食ってたら、
キャンセルのキャンセルだったとか、
そういう話も面白かったです。その話も米沢牛だ。
だけどコンビニ本採録率すごく高いんじゃないかな。
それだけ脂がのってる時期なのか。

頁204 呑兵衛の一生(前編)④40代の酒
日々の不安はいや増すばかりにて、ホッと一息つけるは酒場でのひと時のみ。飲まずには一日を終われぬことも確かなり。しかし、そこにまた落とし穴あり。すなわち、あるこーる依存症に陥る危険性、ここにあり。まさに適量守るべし。

30代は暴力飲酒、20代は二日酔いやブラックアウト、10代は急性アル中を戒めています。
で、50代以降は作者未経験のため割愛とのことですが、その後十年以上経っているので、
どこかの巻で続き書いてくれてたらいいな、と思います。
頁196で保定をパオチンと書いてますが、バオディンです。百歩譲ってパオティン。
かなり荒んだ土地柄です。首都の隣で絶えず締め付けられて、かつ貧困なので。
鬼子来了のロケとか、このあたりじゃなかったかな。

中国魅録―「鬼が来た!」撮影日記

中国魅録―「鬼が来た!」撮影日記

あとがきは久住昌之。前巻のいしかわじゅんが本当に先輩ぶっていたので、
先輩ぶって失礼、とひとこと入れてます。