- 作者: ラズウェル細木
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2001/06/19
- メディア: コミック
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収録されている台湾旅行編はおそらく初期の旅行で、
生硬な印象があり、コンビニアンソロジーに入っている淡水編は、
この後リピーターになってから書かれたのだと思います。
なぜ生硬なのか考えてみたのですが、
ワセダというところは、学生運動なんかもそうですが、
前世紀末に至っても旧来の土着勢力なんかが頑張っており、
李登輝の提唱する本土化が(日本で)大ブームであったのにも関わらず、
中華民国系留学生が頑張って正統中華を主張するポスターなんか
貼っていたので、そういうアレが作者の意識に作用したのかも、
と憶測をたくましくしました。
女子大生の話は二話。
あとがきの人は知らなかったので、検索しました。
城アラキ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%8E%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%AD
第9話「地下の店」が印象に残ります。
なかなかこういう店を発掘するのは難しい。