- 作者: 木内昇
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/12/05
- メディア: 単行本
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紹介のブログ
http://d.hatena.ne.jp/suijun-hibisukusu/20160507/p1
作者Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E5%86%85%E6%98%87
装丁:櫻井久(櫻井事務所)装画:クサナギシンペイ
初出:集英社WEB文芸レンザブロー 2009/7/17〜2013/7/12
いま、検索する迄、作者は、「きうち・のぼる」という男性と思ってました。
主人公が晩婚で、女だてらに父の背中を追って職人の道を志す、という展開や、
夫となる男性の不可解さなど、すべてジェンダーが違うと解釈に影響してしまう、
と思いました。それだけ私は邪道な読み方をしているのかもしれない。
直木賞受賞作家だそうで、地味な話でした。もともとウェブ連載は、うなづけます。
幕末の中仙道が舞台ということで、私は皇女和宮は詳しくないので、
ほかのネタの、藤村の『夜明け前』はどうだろうと思いました。
先遣隊が来て革命バンザーイとやってるとそのうち目立って死んでしまう。
…それは阿qiu正传。頁213、合巹の意味は知らなかったので検索しました。
合巹とは コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E5%90%88%E5%B7%B9-494794
頁289、武蔵国の生麦村まだ生麦のあたりは相模じゃないんですね。
あとは、幕末の中仙道といえば天狗党なので、いつ出るかどう出すかと、
やきもきしながら読みました。立派に出た。以上