願いはときに、出発の合図。その生き方のそばに、京急 かけがえのない一日を重ね、120周年、そして未来へ。これからもたくさんの笑顔を乗せて。


京急

沿線を代表する名刹
ときには静かに手を合わす
「ねえ、何をお願いしたの?」「大したことじゃないよ」願ったのは、互いに相手のことだ。面と向かって言うには照れくさいことも、2人並んで同じ方を向いて手を合わせていると、不思議と素直に言える気がする。心の中で、だけど。
 お参りとはそういうものかもしれない。誰かを思う、声にならない声。それを無数に、お大師さんは受け止めてきた。何百年も、この川崎の地で。
願いの場が、始まりの地
京急は今年創立120周年
 川崎大師との縁から、京急の歴史は始まった。120年前の2月25日、参詣客の足として前身の大師電気鉄道が創立。翌年開業した六郷橋〜大師間。わずか2キロほどだった路線は、その後京急エリアから三浦半島へと広がった。
 京急沿線に暮らしてから、お大師さんには何度か来ている。手を合わせると、気持ちにひと区切りつく感じがして気に入った。願うとは、思いを新たにする始まりでもあるらしい。

新馬