- 作者: R・D・ウィングフィールド,芹澤恵
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2001/06/08
- メディア: 文庫
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カバーイラスト=村上かつみ
カバーデザイン=矢島高光
頁200、精励恪勤。この言葉知りませんでした。
https://www.weblio.jp/content/%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%8D%E3%82%93
以下後報
【後報】
読んだのは2009年3月の八刷です。初版が2001年ですから、いい感じで増刷し続けてるんですね。
解説は霞流一。兼業作家さんなんですかね。でないと大変そう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%9E%E6%B5%81%E4%B8%80
解説によると、フロストは、メグレ警部と、ジョイス・ポーターのドーヴァー警部のハイブリッドだそうで、ドーヴァーは知らなかったので、読んでみます。
国立国会図書館サーチ ドーヴァー 1967年版 ←1983年版もあるようで、そっちを読みます。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I024537561-00
頁353、深夜中華料理のテイクアウトを取る場面、下記の料理がうまそうだなと思う反面、なんで西洋人が食ってると中華が中華に見えないのかと思います。音を立てないからかな。
・鶏肉のカレー煮込みポテトフライチップス添え
・海老団子の甘酢がけ
・春巻
・野菜と肉の煮込みチャプスイ
あとはサンドウィッチとハンバーガーばっかし。前世紀だから、無理もないのかも。ベンゲルがアーセナルにパスタを持ち込むまで、プレミアリーガーですら試合前もハンバーガーだったそうですし。紅茶は、特に書いてないので、ブラックティーと思いこんでましたが、時おり、ミルクと砂糖が出てくるので、ミルクティーの場面もあるのかも。
フロストが今回コンビを組む新婚刑事は、嫁さんが、デントンという町の無味乾燥と、パートナーの働き過ぎによるセックスレスに嫌気をさして家を出てってしまいます。毎回よくこんな過重労働してるなと思いますが、今回は冬場の流感蔓延という事情もあるとのことです。で、IT社会になったら、もうこんなの無理だから、メールとケータイとスマホとネットが地に満ちたら、死ぬから(このペースの勤務は)と思いました。
2018-02-08『クリスマスのフロスト』 (創元推理文庫) 読了
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20180208/1518093805
2018-03-18『フロスト日和』 (創元推理文庫) 読了
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20180318/1521375749
一ヶ月以上かかりましたが、読み終えることが出来て本当によかったです。以上
(2018/9/15)