JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準決勝第2戦 Shonan BMWスペシャルデー 湘南ベルマーレvs柏レイソル戦


フードコートで、家族連れの平服のアンドレバイーアらしき人を見ましたが、違ったかもしれません。今年初めて歩く大原は、やはり台風の風倒木がかなりあったようで、あちこちのはしに集められていました。ロンブーの番組に先行すること数年、池のかいぼりして、ウジャウジャいた大人サイズのミシシッピナントカ亀を全掃討したことや、ボリビア人の屋台がフードコートにむかしあって、何故かそこでボリビア風混ぜご飯をよく買っていたことなどを思い出しました。


いつのまにやら連結された要塞部分(右はじの時計台部分を指して洋裁学校否要塞Ⓒ漫画版海のトリトンと言うらしいです)私は、もう今年は今日しか観れないかな、と思っていましたので、当日になって、急病人が出て急遽夜勤出来ないか打診されるとか、刈り終わったと記憶違いしていた田んぼがもめごとの余波で苦境に立たされるなど、目まぐるしく観戦出来ない方向に針が振れそうになり、そのたびに舵を取ってなんとかここまで来ました。来れてよかったです。勝ってよかった。(と書くとオオゲサで、正味な話を言えば、町田大分戦と直前まで天秤にかけていて、更に言えばレッズ戦も観ようと思えば観れないこともないのだろうかという状態です💦)


800万画素で撮るBMWスは320万画素とはやはり一味違う。と思うのは気のせいかもしれません。思ったよりライザップの広告がなくて、そんなものかと思いました。私の記憶に残るライザップの広告は下記です。

2016-04-02 森永卓郎のライザップの広告
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20160402/1459559752
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/stantsiya_iriya/20160402/20160402074905.jpgハーフタイムにうれしはずかしアヴァロンがかかってまして、これは、2006年に柏がこのスタジアムでJ1昇格を決めたゲンを担ぐ意味合いもあるのかと皮肉っておりましたら、ホントに柏が優勢なゲーム展開でしたので(地力の差を考えたら当たり前か)スタッフも考えたのか、PK前のタイムには別の曲が流されてました。湘南のチャントはその当時からの積み重ねでここまで来ていますが、柏は、太陽工務店の柏バカ一代ナウゲッタチャンスがスクラップ&ビルドされて現在があるわけで、一度カルチュラルレヴォリューションを体験しているともいえます。加藤望が監督やってるとは露知らず、こんなガマンのサッカーというか、粘りのサッカーで、いつか相手はAIでなく人間だからミスするだろうイコール点が入りるだろう枠に飛べばみたいなサッカーやってると、人間としてだいぶ器が大きくなれる気がします。日立ってこんな会社だったか否、とも思いますが… 
私の好きなまんが、森田信吾『駅前グルメの歩き方』第二話は静岡の桜エビ漁の起源の紹介をしてて、アジ漁の網の浮き樽がほどけてどっか行ってしまい、網が深く沈んで偶然桜エビの生息域まで降りたため桜エビが大量に獲れ、以後桜エビ漁が主流となったとのことです。花房「本人の努力とは何の関係もない原因で成功しちまうんだ!どうだいナマの現実はこのくらいミもフタもないんだぜ!!」(頁65)野村監督の、勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなしと同じ文脈と考えてますが、そのくらいの気持ちでサッカーしたほうが楽しい気がします。柏。もともとそういう楽しさがサポにはあったクラブですし。一試合だけ見てそのように言うのもどうかと思いますが、書いてしまいました。


永遠の6ゲ。ここまで隅っこで観戦するのも久しぶりです。観戦自体ひさしぶりですが。ナビス…お菓子杯なのでだぞーんのカメラはナシ。少子化はどこの世界かと思うくらい小中高生がいっぱいいました。いつのまに客層の若返りに成功したのか。商工会などからの腐れ縁なのか、老夫婦などがむつまじくちょこんと座って観戦するさまもほほえましいですが、今日のように小中高生がワーギャー喚きながらそこここで声を張り上げて観戦する中にいると元気が出ます。ホントに6ゲまで勝利のダンスするとは思わなかった。


そういうサッカー少年団の指導役の人らが近くの席にいて、的確に試合を分析してましたので、解説乙と思いながら観戦しました。梅崎選手とか、杉岡選手とか、薫とか、松田天馬選手とか。夏ごろ、胸倉摑み合って私とケンカしかけた同僚が、山崎選手を激賞していたのですが、そこまで見れませんでした。延長後半柏が点入れて同点になった時、周囲はもう、アウェーゴールで柏が上回ったので、柏が決勝進出だッ!!!という感じになり、湘南サポは気落ちし、柏サポは余裕をもって残り時間を消化せんとしたのですが、柏選手が時間稼ぎをせず、盛んに追加点を狙いに行くので、こりゃあおかしいぞ、延長はアウェーゴール対象外なのかしれん、との推測が、野火のように観客席に広がり、そしてそうなりました。私はこういう観客同士のシンパシーの伝播みたいな状況が好きです。現地観戦ならではだと思います。別にツイッターその他で伝播してもいいんですけど、音波と、そのさざなみ、鳴動が好き。PKの順番も、トップバッター杉岡大輝という時点で、もし失敗したらこの子トラウマやで、と思ったのですが、そこで失敗しないのが流石、というか、このメンタリティーが人生には必要なのだと思いましたです。二番手、三番手梅ちゃんと、どうかなーメンタルがなー、失敗するかもな、という観客の声の高まりもあり、梅ちゃん失敗して、試合終了時泣いてたそうです。自分は失敗したけど勝ててよかった的な感情の爆発でしょうか。柏も一人宇宙開発して、湘南の五人目が挑発するかのようにど真ん中ズドンと決めて(一点目と同じ)柏の六人目がやはり宇宙を開発することに人生の意義を感じ、そして湘南がPK戦を制して決勝進出を決めました。素晴らしい。六時に試合終わりだから銭湯よって帰ろうと思ったのですが、七時終わりでしたので、ドラッグストアで買い物だけして帰りました。レジの仔が私のあまり多くもない姓と同姓で嗤いました。阿久和と秦野にそれなりにいる姓だそうです。県内では。
ベルマーレ創業50周年記念マント。港南支店だけ電話番号がありません。ただで配られてたのですが、もらってからロクに確認せずかばんにしまってしまい、選手入場時は直前に夢屋否梅屋で買ったタオマフ広げてました。今年は二番を買ったのですが、前半に交代してしまい、気になりました。

そんなんかなー。今日はほんと濃密で、よかったです。

SHONAN BELLMARE 次回ホームゲーム at.Shonan BMWスタジアム平塚 KASHIWA REYSOL 初の決勝へ。

昔は、ナビス…お菓子杯で優勝するとアレするという法則があったはずで、しかしもう近年そういうこともないんでしょうね。というか湘南が復活させてしまうのかも。などと書いて決勝で負けて優勝㍉な気瓦斯。その程度の、勝利経験において差のあるクラブの浮ついた妄想がいつ柏の実践主義に鼻をへし折られるかとドキドキしながら観てました。でも折られなかった。むしろPK戦の、選手の堂々たる姿勢に勇気づけられましたです。

湘南の思い出ついでに書くと、世界のあちこちで発見した湘南サポの痕跡(例:パレスチナ)のうち、いちばん目に見えないつながりを感じたのが、現在絶賛新築市営住宅として入居者公募のこの地寿町にかつてあった労働会館の小部屋に貼ってあったベルマーレのカレンダー。図書館でスーパーカップずるずる啜る人たちのこの地にマリノス横浜FCでなくベルマーレのカレンダー。

湘南公式のこの試合データ
http://www.bellmare.co.jp/2018_ybc_1014kashiwa
スポナビのデータ PK戦までしっかり書かれてる。
https://soccer.yahoo.co.jp/jleague/game/live/2018101411
今日はこの記事の上に日記を書かず、ここで打ち止めにして寝ます。よい夢を。