《歌って踊って初笑い!洋邦傑作ミュージカル映画2本立て》[名画座2本立て]「グレイテスト・ショーマン」"THE GREATEST SHOWMAN" 劇場鑑賞

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夢が、踊りだす。

キネカ大森公式 https://ttcg.jp/cineka_omori/movie/0539600.html

映画『グレイテスト・ショーマン』オフィシャルサイト| 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント

片桐はいりのもぎりショートムービーが意外に長かったです。次から次へと客が来て、ヒマな名画座パニック状態、もぎりの女神さまおしっこガマン編。若いエロむんむんの姉ちゃんで見てみたかった。うそです。全四話あるそうですが、残りの三話はなんでしょうか。

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19世紀半ばのアメリカ。妻と子供たちの幸せを願い、P.T.バーナムは仲間たちと共に誰もがオンリーワンになれるショーの成功に向かってひたむきに歩む。その人生を圧巻の音楽とゴージャスな映像で彩った感動のミュージカル・エンターテインメント。

いい映画みたいだからと、西友で買い物しがてらひょいっと見に来るおばさんがいて、館内で知り合いに逢うとか、夢みたいな客層でした。こういうの興行主冥利に尽きるだろうなと。かなり埋ってました。サービスデーですが、サービスなくても、名画二本立ては¥1,300。

始まってすぐ、あーこれは確かに応援上映向きだ、手拍子して、足を踏み鳴らしていっしょに歌ったりして見る映画だと思いました。アナ雪も君の名は。もバーフバリもボヘミアンラプソディーも応援上映で見てませんが(応援上映じたい見たことがない)、応援上映で見ないと損をする映画ばかりになると、それはそれで困る小屋もありそうに思います。ほかのフロアへの気遣いなど。今どこも音響を強化してるのは、時代を読んでるのかもしれません。3Dは、高いし字幕だと気が散るし吹替えだとプライドが許さないしでも原音何話してるか聞き取れないしで、当初思ったほど普及してないと思いますが(関係ありませんが、私がアナ雪見ようと思った時、既にメインストリームは終わっていて、首都圏の英語版上映が歌舞伎町で深夜二時半からの回しかなかったです)そのかわりが応援上映になるのか。

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【インタビュー】ヒュー・ジャックマン「ダンスは“爪”と“杖”の違い」映画『グレイテスト・ショーマン』 『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマンが×『ラ・ラ・ランド』音楽チームとコンビが贈る映画『グレイテスト・ショーマン』が2月16日(金)に公開。このたび、本作の主演を務めたヒュー・ジャックマンにインタビューを敢行した!

 なぜこんなに「てにをは」が違うのか分からない、キネ旬か何かの記事の打ち込み。実在の人物がモデルだそうですが、しかし、確かにこれは、エックスメンの続きだと思いました。ヒュー・ジャックマンがミュータントに声をかけるのかフリークスに声をかけるのかの違い。実際、ウルヴァリン・ゼロと、三作目のドイツかな?見世物小屋で働くミュータントの場面は少なくとも二回はあったです。ネパールのカトマンドゥーにフリークストリートという通りがあるのは、關係ありません。超能力で信じ難い敵と戦うのでなく、ただ、日々の糧を得るために暮そうとする。信じ難い敵というか、エックスメンは毎回、そのチカラを無効化しようとする悪が現われて、そこからの解放バトルになるわけで、そのちからを無くそう、マジョリティーと同じであることが幸せというふうには話を作っていないことに注目しても意味ないかなとは思ってます。

上の空中ブランコの画像の女優さんがハル・ベリーだったら出木杉ですが、ゼンデイヤというオランダ系も入っている人だった。ジンバブエ語の名前だとか。

ゼンデイヤ - Wikipedia

ほんとにヒュー・ジャックマンは、舞台もいろいろやったそうですが、ウルヴァリンに人生の短くもない時間をかなり捧げたんだなと。ゴーンは日産に捧げ(自称)、ベンゲルアーセナルに捧げた。

"This is me" ですが、それを嫌う人たちが、最初は小屋の外にいたのが、正規に切符を買ってはいるようになり、こっちも客だ、何が悪いと場内で野次り続けるようになる場面が暗示的でした。当初もぎりをやってた掏摸は何処行ったのか。売り上げ持ち逃げでもしたのか。ボヘミアン・ラプソディ応援上映で、LGBTで言えば、たとえば、ジムと分かりあう場面でブーイングを飛ばしまくるようなことが、将来起こるのかなあという。起こりませんでしょうけどね。他のお客様への迷惑行為ではない、不愉快な思いをするかどうかは本人次第、といって通じるかどうか、というより、生きている人間相手でなく、銀幕相手に何を言っても意味ないですから。公共の会場でどうのこうのでこういう観客がたくさん来てそれに対しやいやいが来るのとはまた別の話。渋谷のカオスはもっと違う話。渋谷になる応援上映とか、ちょっと考えられない。即通報。

関係あるか分かりませんが、幼少期リンゴをくれたワンダー!君は太陽と、リンゴなので蛇と楽園追放で、それでだいぶ経って、誘惑に來る女性が、スウェーデン人で苗字がリンドでしたので、大陸横断飛行に成功して息子が誘拐されて殺されて本人はナチス党シンパだったリンドバーグを思い出しました。フェイクから真の芸術に浮気するとミューズからこっぴどく仕返しされて、ウルヴァリンかわいそうでした。

ヤフー映画評で、挫折からの立ち直りが早すぎるという評がありましたが、まー苦悩は尾崎だけでじゅうぶんです。太宰の自己憐憫。谷神は死せず、これを玄牝という。

以上