台湾 : 苦悶するその歴史 (弘文堂): 1970|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
台湾の本を二冊置いたので、じゃあもう一冊ということで。装幀者未記載
1964年に弘文社のフロンティアブックスというシリーズでまず出て、弘文社がそのシリ―ズの刊行をやめたので絶版になり、でも読みたいという人が多かったので1970年に増補改訂版が出たということです。この写真の函入りは1978年の6版で、実は私はもう一冊この本を持っています。数年前、ぶらりと地元の図書館を訪れたら、リサイクル本コーナーに、図書館所蔵本が払い下げられていて、なんてことをとその場でレスキューした、図書館ビニルコーティング本がもう一冊家の何処かにあります(今ぱっと出て来ない)なんでこの本蔵書やめたんだろう。非常におもしろいのに。
生地台南に紀念館が出来たそうで、台南市公式が日本語サイトも用意してくれてました。この名前のスペルは、閩南語というかホーロー語というか台湾語というかです。
時代はどんどん進む。
いつまでも丸谷才一『裏声で歌へ君が代』ではないんでしょうけれど。
帯付きだ~、と改めて思ったです。どっかの古本屋で買ったはずなんですが、値段が書いてない。
二冊あるんで、台湾好きのネトウヨの人にでもあげようかと思ったですが、台湾好きでも内省人とかそういう話の人だから、誤解しそうな気もするしなと、躊躇してます。北京語で話しかけられても台湾語と思いこむのは仕方ないにしても。台湾で話されることばは全部台湾語と考えればそれは別にまちがいではないんですが。チベット語もウイグル語も中国語、と同じ考え方で、別にまちがいではないんですが。でも。
ネトウヨに有名な黄文雄と同姓同名の人がアメリカで蒋経国暗殺に失敗したニュースが右。左は読めばそれで。こういうのが図書館としてイカンゴレンだったのかなあ。でも四十年くらい蔵書しといて、いきなりダメってこともないだろうし。なんですかね。純粋にスペースと貸し出し率の問題だったのか。以上