相鉄瓦版 Sotetsu Kawaraban 第273号(2021年4月1日更新)特集:「わかりません」からはじめよう 読了

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特集「わかりません」からはじめよう ●「わかりやすさ」の疑わしさ  ●子どもの「?」の育み方  ●絵画のわからなさを味わうには  リニューアル 相鉄瓦版 SOTETSU

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表紙をリニューアルし、連載企画も一部刷新とか。表紙はサタケシュンスケという方。前号はネモト円筆という方でした。アルファベットの"Soutetsu Kawaraban"という表記がなくなってます。この感想も"Soutetsu Kawaraban"外そうかと思いましたが、なんとなくまだつけました。本当は、アルファベットだけの併記でなく、かな文字も併記する方向に進んでくれたほうがよいと思ってます。さて。

最初の記事は、ライターの武田砂鉄という人。今北産業を鵜呑みすることに警鐘を鳴らしています。「わからない」でいいじゃないかと。それとは別に、だらだら会話してメリハリがない会議は苦痛ですので、そこは武田サンもご了承くださいと思います。

武田砂鉄 - Wikipedia

次の記事は横国の教授の方。ここまでふたつ讀んで思ったのは、話をブッた切って結論を相手に押し付けるのって、相手を下に見てるからなのもあるんだろうなと思いました。要するにマウントとりたがる。相手が子どもだとそうしてはイカンというのが分かりやすいですが、大人同士だと、だってそうじゃんとなりがちかも。

その次は、画家の人で、文章のあと、見開きでその人の絵があるのですが、これが値段がつく絵なんだなあ、セルフプロデュースも大事だし、絵の力も大事だなあと思いました。そういうことばかり考えて、絵じたいの感想は思いつきません。描きかけで止めてるんだろうな、あえて、くらい。絵を見て分かったと思うなよ、という文章かと思いましたが、今、てきとうに言ってるだけなので、読み返すと模造記憶が明らかになるだけかもしれません。

お店紹介で、三ツ境シルクロード料理の店が出ていて、前からこの店は、なぜ「シルクロード料理」という名前なのか、チンギス・ハーンの肖像を置いてるのはなんでなのか、不思議でしたが、新疆モンゴル人の店だそうで、今いっしゅん、新疆モンゴル族と書きそうになりましたが、読む人は、どっちが自然でしょうかね。モンゴルだけならモンゴル人でFAで、前につくのがカルムィクやブリヤートなら、人も族もつけずにただ「モンゴル」ですが、前に新疆や青海がつくと、さて。日本語の羅針盤が問われます。どこまでご当地支配民族の言語に引き摺られているのか。新疆モンゴル人は、肩身が狭いと聞いていて、後から来て仏教だからかと思っています。イスラム教化した人たちも民族はモンゴルのままだったか、そんな人たちはいないのか、忘れました。これが甘粛省だとモンゴル系でも回教を信仰してると東郷族や保安族という名前になり、青海省で纏足して農業を営んでると土族と言われたりしてるかと。でも新疆ではモンゴルのまま、と言い切れるとくさびがどうの、という話になりますが、よく知りません。

以上です。