『NHKにようこそ!04』"Welcome to the N.H.K." STORY:TATSUHIKO TAKIMOTO×KENDI OIWA:COMIC 原作 滝本竜彦×大岩ケンヂ 漫画 (Kadokawa Comics A)角川コミックス・エース 読了

装幀・デザイン COVER DESIGN and PHOTO:大塚ギチGICHI OTSUKA(UNDERSELL Itd.) 月刊少年エース '05年5月号~10月号掲載

当ブログのアクセス数半減は、読書感想も写真も上げない日をふつか続けた直後だったのですが、このまんがを取り上げたせいとの疑念も拭い切れず、おっかなびっくり続巻の感想をあげてみるです。

NHKにようこそ! - Wikipedia

ものみの塔で禁書扱いだそうですが、頁180で、母親が宗教にはまっていて恥ずかしいので外では母親をおばさんと呼んでるが、家自体は裕福であるという台詞があり、献金地獄でギリギリまで搾り取られるような新興宗教に入信してるわけではないんだなと思いました。ほんとうの聖書を知っていますかとかの紙を持って駅前に勧誘で立っているものみの塔の人は、みなハイソなんだか高所得なんだかみたいなよい服を着ていますが、なにしろ神奈川県央の海老名市に日本の総本山があるので、そうでない人も縷々目撃しております。むかし、行き方を訊かれ、答えたら飴ちゃんくれそうになった人(ことわった)なぞ、ものっそ庶民的でした。ものみの塔の子弟は、右の頬を打たれたら左の頬を差し出せの教えがあるので、剣道や柔道など、角技の授業に出てはいけないそうで、そういう授業は見学でした。

カバー裏は石垣。2005年は、もう携帯が普及してたので、アパート暮らしなんかだともう家電引いてなかったですが、このマンガは家電です。そこは不思議。

カバー折の写真を見ると、作者のどちらかはスキンヘッドです。あばれるクン的キャラなのか。右は単行本オマケの四コマのひとつで、乙一の名前があって、へえと思いました。ウィキペディアによると、ご友人でもあるとか。

乙一 - Wikipedia

サルマタケ的展開は、本文にはありません。松本零士男おいどんとか、大四畳半物語へのオマージュはない。

ラストの星空は、見開きでやるべきだったと思います。満天の星空とか、見るとスカッとするので。

2001年宇宙の旅は、それほど意識してないのだろうと思います。

頁53で、ヒロインに虚言癖があると、属性がひとつ語られます。それに沿った展開があるのかどうか(この巻のやいとはまだカウントせず)

『世界のひきこもり』に登場する世界のひきこもりがやたら口にしていた、めでぃあみっくす(彼らが口にしていたのはアニメ部分だと思います)のマンガ部分の四冊目。全8巻セットをアマゾンの出品で、¥1,099+送料¥350で買いました。すべて帯なし、折り込み広告なし。以上