「ホワウェイ100面相」Not "face of farway" But "face of HUAWEI"(竹内亮ドキュメンタリーウィーク)"TAKEUCHI RYO DOCUMENTARY WEEK" 劇場鑑賞⑤カタール、UAE / 卡塔尔,阿联酋 / Qatar, UAE.

もう書くこともそんなにございません。いちおう山場としてカタールワールドカップ通信インフラ事業を請け負ったホワウェイがそれを大成功させたってのがあって、中国人観客もここは拍手、鼓掌,クラップゼアハンズだったのですが、それ以前に、彼らが結局薬局リーベンレンの竹内サンをどこまで信用してるのかってところもほの見えてしまい、ちょっと鼻白みました。ニワカの中国オバチャンたちは午後のトークショーに付随した撮影タイムに向けて兴奋极了だったのですが、战狼们はカタールが舞台になった時点で、日本の大躍進、ドイツ戦スペイン戦勝利(とコスタリカ戦の敗北)を出してくるのではないかと警戒感がアリアリと出てました。

竹内サンもそのへんは意を汲んで、カタールワールドカップに中国は「参加しなかった」と事実と異なるナレーションを入れており、それだとまるでコロナカの都市閉鎖で参加出来なかったみたいに聞こえますので、思わず、”(中国)淘汰了!!“(予選落ちダヨ!!)と合いの手を入れてしまいました。私が合いの手を入れたのは二ヶ所だけ。一箇所は冒頭、世界の名だたる有名大学からホワウェイに華人学生が集まってくる場面で、日本勢がいなかったので、"没有日本了" と言ったら直後に東大卒が出て来たところと、ココ。

UAEがどういう絡みで出たのか忘れましたが、華人以外のホワウェイ社員集めての決起集会というか食事リーオゴの場面で、出たのがケバブとナンなのですが、そこに華人社員がいなかった感じで、なんとまあ潔癖に「同じ釜の飯を食わない」こと、と思いました。口に合わないんですかね。まあそういうのは中国人だけでなく、最近、ベトナム人オーバーステイ兼余罪洗い出し中のオニイチャンの話を聞いたのですが、日本の食べ物は何を食べても口に合わず、クソまずいんだそうで、唯一食べれるのがローソンのカラアゲクンなんだそうです。絶対ロクな日本食食べてない。それでよくそこまで言い切れるなと思うのですが、世の中そういうもんかもしれない。ペルーのローストチキン、ポヨアラブラーサ"pollo a la brasa"は店によって味付けがちがってて、ボリュームもあって、ほんとにおいしい、と職場で言って、「でもどんな鶏肉使ってるか分からないじゃないですか」とほぼ毎食インスタント食品の喫煙者に言われ、ほんと失礼な奴だと怒りそうになりました。ペルーの食材は信用出来ないとか言われた日には、自分が何言ってるか分かってるのか、それが偏見なんだと怒りそうになる。でも意外と、そういうことって多いです。スリランカ料理店が悪い意味で気になって気になってしょうがない人がいて、何故かというとお店の人がガタイがよくて黒いから。なんだかなあ。

竹内サンも気をつかってか、現地観戦の場面では日本戦以外のゲームを選んでるのですが、実は日本戦も代表ユニで見ていた、みたくすっぱ抜くようなことは、少なくとも日本のマスコミはしないでしょう。中国マスコミがそれをしてくるかどうかは知りません。李下に冠をたださずで、日本戦現地観戦してないに100ペリカ

ワールドカップボッタでカタールの不動産価格が高騰してる場面などは、お金の話が好きな中国人のツボだったと思います。竹内サンは日本語のナレーションでだけ「ファーウェイ」と言っていて、中国語会話では当たり前ですが"ホワウェイ"と言ってます。

カタールのホワウェイオフィスに貼られたスローガン、《不相信有克服不了的困难》(乗り越えられない壁があるなんて信じない)を見て、竹内サンは「ホワウェイの有名なスローガンですねえ」と言ってましたが、検索すると、電影《長津湖》なんかで知られる援朝抗美战争,朝鮮戦争の英雄のことばらしいので、まあ知っててあえてそう言ったんだろうと思いました。全文は、“不相信有完成不了的任务(務),不相信有克服不了的困难(難),不相信有战(戦)胜(勝)不了的敌(敵)人”(やり遂げられないタスクがあるなんて信じない、乗り越えられない壁があるなんて信じない、戦って勝てない敵がいるなんて信じない)だそうで。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/stantsiya_iriya/20230526/20230526192012.jpgこの文句はポスターにも使われてますが、それ以外ポスターに使われてる文句は、どこに出たか覚えてません。例えば、”华为没有成功。只是在成长" 「ホワウェイには成功はなく、いまだ成長し続けているだけだ」 "活下去是最大的动力!"「生きることが最大の動力(原動力)です」など。

竹内サンは、ホワウェイはB to Bビジネスにシフトしてしぶとく生き続けている、この変わり身の早さ、スピードと、定型を持たずなんにでもチャレンジしてゆく精神こそが、ホワウェイをホワウェイたらしめているのかもしれない、の、ようなことを言って、しめていたような気がしますが、ちゃんと覚えてないので、chatGBTに代筆してもらった気分で、今自分で書きました。以上

公式トレーラー、ユィガオ。

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これまでに私が書いた感想。

①広東の例のワンダーランドから日本まで。

stantsiya-iriya.hatenablog.com

スペイン語が一箇所しか出ないエクアドルと、マヤ人関連の中国と国交のないグアテマラ

stantsiya-iriya.hatenablog.com

上のには阿部力サンと富阪聡サンは登壇の動画がないです。登壇したという紹介のみ。しょうがないのかそうでないのか。

ギニアガンビア。おまけでタンザニア国立公園の野生動物。

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④テロに警戒し続けるパキスタン

stantsiya-iriya.hatenablog.com

おまけ:字幕中国人名日本語読みルビについて。

stantsiya-iriya.hatenablog.com

同時に見た《大涼山》のほうは、せこせこ前にあげた記事に追記して終わらせようと思います。こうやって分割して書くような内容のジールーピェンでもないし。