『ムシヌユン(3)』 (ビッグコミックス)読了

福利厚生クオカ六冊目? 上のリンクはまたキンドル版のみですかね。
正直、京都精華大はなんの梁山泊を目指してるのかさっぱり分からないです。
目の不自由な学生さんが歩いてると、すっと誰かが手を引くキャンパス風景は、
むかし見て感動したものですが。いかんです、以下また後報。どんどんたまってゆく。
https://pbs.twimg.com/media/CZ2_2QcWEAIajo0.jpg
http://twicopy.com/VVsancya

帯文句
監獄学園平本アキラ、心酔!!!
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こんなにパンキってる青年は見たことがない!
『ムシヌユン』の結末を見るまでは生きていたい。
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パンキる=沖縄方言で「勃起する」

【後報】
パンキムン国連事務総長。恋する擬音「トクン…トクン…」とか、分かるんですが、
いささか古すぎやしないでしょうか。前世紀の吉本蜂矢の漫画でも、
ギャグにされてたくらいですし。でも京都精華大だとそれがいいのかなあ。
現代は壁ドンの世紀のはずなんですが、京都には古き良き日本が残っている。
あと蝸牛考。沖縄。
頁35の絵がいちばんよかったです。富山はアレですかね、ヘナギを輩出しましたが、
カターレもJ3になってしまいましたし、しかし青少年にはスポーツ推奨の県なので、
ここまでのサブカル先生を駅弁大学というのは、難しかったですかね。
京都は逆にサブカル地獄の側面がありますので、惑わされることなく、
坊さんや祇園のチーママとかともうまく付き合って、しのいでほしいです。
眠いので、冒頭のメガネっ子と後半のスクガラスを同一人物だと思ってました。
起きて読み直したら、別人だった。
沖縄に行くと古老から夜這いの話を必ず聞かされますし、
前巻までのスラップスティックはいったん脇に置いて、この巻は主人公の内面、
内省、己と向き合う場面が多く、読者は感情移入しやすいのではと思います。
科研費の申請書は書店に代行させてください。以上
(2016/3/23)