どこのJOJOかと誰もが思ったはずです。
装幀/森谷寿子 月刊少年シリウス2020年7, 9, 11, 2021年1, 3, 7, 9, 11, 2022年3月号掲載。を収録。 しょうじき、ちゃんと読んでません。今日読書感想を書こうと思った本を読み終えてないので、これをここに置くです。
表紙と裏表紙が一枚の絵で、帯裏に一枚絵が載ってる、はっちゃけ姉ちゃんです。
帯裏とカバー裏表紙の煽り文句は同じで、講談社公式のこの巻の煽り文句をそのままコピれば同じ文句になるかと思いましたが、ナカナカそうはさせじで、細部に異動があります。
ブルセラショップというものはもうないかと思いますが、そういうもののあった時代をしのばせるようなセーラー服。へそはともかく、わきばらが見えるからセーラー服の制服は激減したと私は考えています。むかしと違って、進化したツールで撮影されてしまう。
ごていねいに白ソックス。はきものは上履きではなく、「N」のロゴの運動靴なので、ニューバランスということでしょうか。そのような平凡なブランドにするまで、相当悩んだのかもしれません。セーラー服にコンバースとか、セーラー服にハイカットとか、セーラー服にクロックスとか、いろいろ描きまくって、意地でもセーラー服にローファーは描かねえと月に吠えたりしてたかもしれません。
目次は表紙の絵を、今はやりの左右反転して、トレース、否、シルエットにしているのですが、シルエットにすると、あらふしぎ、おっぴろげのように見えるという。
しかもなんか、髪型がカニの、へんな人に見える。キャンサーのデスマスクとかそんなのに。
「#44」のタイトル、「聞き耳」と書いてラオシャーとルビを振られていて、だいたいそういう場合英語でなければドイツ語なのですが(中国語の場合、その単語の漢字の音をカナ書きしてる)ラオシャーって、なんとなく中国語っぽい響きでもあるので、老舎じゃないよなと思いながら検索しました。たぶん、"Rauscher"だと思います。グーグル翻訳で"Rauscher"を日本語にすると、「ノイザー」という、日本語でない単語をAIが提案してきます。
「#49 进城」は、私や読売新聞社なら「ジンチョン」とルビを振ると思います。ピンインは"jincheng"で、〈进〉は「進」の簡体字。《进击の巨人》
よくこんな、売春島で臓器提供とか、それ以上どう幅を広げていいのか分からない話をすでに単行本六冊も続けられるなと感心しますが(最新刊で、アラフィフはJKブームど真ん中世代なんでしょとJKにさべらせている花沢健吾は、設定のめんどそうな『たかが黄昏』は一巻描いたきりで休載塩漬け)さすがに気分を変えたくなったのか、たいら・ろじやという'70年代白人青年みたいな新キャラの元刑事を登場させます。私はクイーンも野球ゲームも知らないので、誰が元ねたなのか分かりません。
頁90、パナップは食べたことありません。
頁90
有馬温泉、否、アリマ「私はチョコモナカジャンボですね」
ポイズン、否、ソリ「アイス界の最与党じゃねーか つまらねー女だな」
https://stantsiya-iriya.hatenablog.com/entry/2020/08/11/200015
私もチョコモナカジャンボは好きです。知覚過敏にもっともやさしいアイス。
頁94の中国のガッキー、否、馮夢竜アイスは知りませんでしたので検索しました。
「性感∞の夢龍」というインスタもいちおう見ました。中国のアイスで、日本で売っても売れるんじゃいかと思う味は、緑豆味です。あのイラン代表の英雄アリ・ダエイも北京で買い食いしたという。
以上です。