料理クエスト:出かけます

人形シリーズ 座間四谷編

今朝も、お湯を沸かして、ストレッチして、

水やりなど雑用もして、お茶をあげました。

平熱。トイレ一回。ねこは外。

昨夜は突然雨が降ってきました。

今朝は、🚲自転車のタイヤの空気がそこそこ減っていて、

いちおう入れてみました。

これでどうだろう。

明日、どこかの自転車屋さんに行くまで、

空気入れながらで、

もつかな、どうかな。

5月22日
6
おかげさまで
BIRTHDAY 6周年
TAKE OUT OK

まったくの偶然ですが、開業記念兼スペシャルプレートデーに出っくわしましたので、頼みました。予約受付をさかんにうたっているのは伊達でなく、フリの客でどんどん作り置きがなくなってくらしく、追加投入をイチから作る客の群れの最後に滑り込んだかたちでオーダーがサーブされました。この辺が、千客万来でキャパを越えそうな時の飲食店のなやましさ。

メニュー わからないことはきいてね! マスマティフライドライス マールアブルチャル スリランカサバの炒め デーツピクルス クウニッソ マッルム あげ卵 イカのデブル ミクスサラダ ナスモージュ エビデブル バナナ葉っぱに巻かれた

ので、「聞いてね!」と言われてもお店も忙しいので、冷やかしで時間とらせては申し訳なさマックスですから、聞くべきことをまとめてガバッと一気に聞く作戦に出ました。

水。待つことしばし。この時点で、ワタラッパンは在庫切れで、夜の分に間に合うよう作ってるとのことでした。後ろのテーブルのお客が、売り切れを聞いて慟哭するその声を、最後の一杯にありつけて、ふたりで一杯をシェアしてる女性客が、ニヤリ聞いてました。

やってきたスペシャルプレート。今回のコンセプトはシーフードとのこと。ちなみに上のメニューはお店のFBにも載ってるので、検索するとまずお店のFBが出ます。そしてそれ以上の情報を求めようとすると、困難な茨の道を歩むことになる、と決まったわけでもなく。

拡大。さて、どれがどれになるのか。

まず、「マスマティフライドライス」のマスマティは、バスマティの誤記と思われます。ライスは下になってるので、見えなくて当たり前。

バスマティ - Wikipedia

"masmati rice"で検索すると、数学は出ませんで、ジャマイカのサイトで、バスマティをもじった、プラスマティという言い方で、中国米はプラスチックを混入させて価格を下げているという国家間を越えたデマの広がりを検証する記事だけがそのものズバリで出ました。

jamaica-gleaner.com

In other words, Plasmati, Rasmati, Old Masmati, No Classmati, the indigestion-causing Gasmati, the diarrhoea producing Fasmati, the fact is that there is absolutely not a grain of truth in the plastic-rice rumour.

このデカい切れが、メインの「マールアブルチャル」だそうで(お店の人に聞いた)私はこれを最初「スリランカサバの炒め」だと思っていたのですが、これではないとのこと。これは「カツオ」だそうです。調べると、神戸のスリランカ食材とレストランのお店のブログで、「マールアンブルティヤル」と書いてある料理が、この店の「マールアブルチャル」かな、と思いました。マールは魚の意味だそうです。

これがサバ。たぶん。右はミクスサラダで、パイナップルが入ってます。ここに写ってる黄色いのがそう。

この辺がデーツピクルスゾーン。デーツで甘みをつけてるんだとか。

イカと蝦のデブル(デビル)のあたり。悪魔的に美味しいソース炒めといったところ。

海老。パナメイエビみたいのを、頭を豪快にそぎ落としてます。でも足や甲羅はむしってない。私はバリバリしっぽまで食べましたが、人それぞれでいいと思います。

「ナスモージュ」は、けっこうレシピを挙げてる人がいて、モージュは和え物と訳されたりカレーと訳されたり、人さまざまです。シンハラ語で「මෝජු 」と書くようです。

後ろの黄色いのがクウニッソで、手前の緑色のがマッルムのようです。マッルムはウィキペディアに項目がありました。

Mallung - Wikipedia

クウニッソは最初、"c"から始まるスペルで探したので、下記が出ました。

connoisseurの意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書

「目利き」の意味だそうで、チリソース炒めをデビルチキンやデビルフィッシュと呼んだり、目玉焼きをブルズアイ(牛の目)と呼んだりする言語なので、ありうるかと思いました。しかし、実際には、"koonisso"のスペルで、"dried baby shrimp"だとか。

揚げ玉子。ポーチドエッグなのか。

というわけで、シンハラ語になってるところは、あらかた探せたと思います。そして、グーグル翻訳のシンハラ語は、現状、まったく役立たずでした。

なんだこの「クニッソ」「もじゅ」という邦訳は。まんまじゃないデスカ。

今日も、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。

【後報】

書き忘れましたが、スリランカ人のお客も三々五々来てて、何にも踊らされることなく、「俺はビリヤニが食べたいからビリヤニ」「俺はコッツ」と、初志貫徹した骨太のオーダーを繰り出してました。いいかんじ。女性客(スリランカ人の)はテイクアウトだったので、何を頼んだか分かりません。

(2022/5/24)

【後報】

クーニッソだと思ってた料理は、ポルサンボルのような気がしてきました。

en.wikipedia.org

(2022/9/3)