電子版はマーガレットコミックス。紙版はホーム社書籍扱いコミックス。
邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん - Wikipedia
【初出】ホーム社WEBマガジン「スピネル」2018年8月~2019年2月号掲載に描き下ろし『幻の湖』を併録。【スタッフ】作画/佐々木たむ、飯野ふみ 協力/佐藤祐紀 【装丁】五十嵐卓也 【編集担当】富山慎也
帯。これも帯付きでした。読んだのは初版。
帯裏 最後の話で、聖地巡礼と称して作者の出身地である岡山県とその周辺(小豆島とか滋賀県とか広島とか)を旅します。もし時間がなかったらの日帰りサブ案は群馬県の高崎と前橋。
裏表紙。一回、主人公が映画感想を語る系の女子高生ユーチューバーになる話がありますが、町山智浩や岡田斗司夫なら何の問題もないことでも、女子高生と云うとそれ自体で違うひとが寄ってくるのがSNSですので、それ以後その設定は出ません。封印され続けるが吉。
先日朝イチにも出て来た、自宅を掃除するシン・ウルトラマンの主演男優登場作品がてんこ盛りに紹介されており、おそらく主人公の推しのようでした。シン・ウルトラマンを見てから付け焼刃でいろいろ知識を補強されたい向きにも、本書はまたとない一助となること請け合いかと存じます。
本書は随所に登場俳優の似顔絵が描いてあり、頁36の門脇麦など、高橋洋一陽一が描いた門脇麦といっても通用しそうなくらいの出来栄えです。頁130には進撃の巨人で、エレンを演じる三浦春馬のカットが入ってますが、三浦春馬が少しでもあれば見てみたい人も納得の出来栄えだと思います。隣のコマは水原希子でその次は石原さとみ。逆に、苦しんだと思えるのが宇宙戦艦ヤマトのキムタクで、目を描いてません。うまく表現出来なかったのか、そういうふうに仕上げたのか。主人公も時折口が描いてなかったりするので、省略の美学かもしれません。ヤマトの回はそのかわり、主人公のヤマト乗組員のコスプレがあります。
ずっと無料もなんなので、いったん終了して、別の有料サイトが立ち上がったのか、現在も無料なのかは知りません。いや、シーズン8も一話くらい無料で見た気がします。
前巻のアジアの申し子キャラは、インド映画バーフバリのマサラ上映と韓国映画の紹介、その邦画を例えるならチャウ・シンチーというせりふで爪痕を残しましたが、中華圏の映画を紹介してないので、今回は満を持してディザスターとウォーウルフ2を紹介しています。私はどちらも見ておらず、観てもいいなくらいに思ってますので、二本立てがあって都合があって情報をキャッチ出来れば見に行くのかもしれないなと思ってます。まんがは高校生ですし、ほとんど配信で映画観てるようで、私もレンタルビデオにVHSがあった頃はそうだったなと回想します。
上のセリフ"不不"は、それでも「イヤイヤそれは」の意味になると思いますが、"不對不對"とか"不行不行"でもいいかもしれません。頁146。
頁147。EDはエンディングの意味です。〈啊〉を口偏のない「阿」にしてるのはご愛嬌ですが、"嗯"でもよかったと思います。いや、でもそれだと「うん」か。頁148でこの人は自分でも中国人と言ってますが、国籍がという意味ではないかもしれません。以上