ウェブの、まんがサイトの広告で一時期頻出したまんが。和山やまサンのようなマンガかなあと思って、念のためレビューを見て、往年の佐々木倫子を彷彿させる笑いの傾向とあったので買ってみて、全然違いました。
月刊コミックフラッパー2021年11月号、12月号、2022年1月号~6月号掲載。目次はありませんが、40回+特別描き下ろし収録です。月刊誌に八ヶ月の連載で40話は明らかにおかしい。ウェブでも載せてたのか、毎号五話連載の大盤振る舞いだったのか(その分原稿料もたくさんもらえて生活出来てたらヨカッタデスネと思います)
[カバーデザイン]久保夏生(studioSUM)編集人 武本健太郎 編集企画 フラッパー編集部
帯 作者の名前からして、「勇」を「ゆう」と読ませず、「よ」と読ませています。キラキラだ。川崎麻世に影響を受けてマヨネーズが好きで、範馬勇次郎に憧れてるのか、あるいは本名か。
帯裏。まさか「キーちゃん」というキャラが出るとは。北澤豪以外にもいるんだなあ。
カバー裏。最初の数話は、あまりに二人が「いい人」で純真なので、鼻白んでしまい、まったく笑えませんでした。長髪が喫茶店に勤め出すくらいからでしょうか、モデルだったので服装のセンスがいいとか、髪の毛が痛まないよう気をつけてるとか、モデルだけにそれなりに性格も悪いなど、地に足のついた面を見せ始め、ただの頭で考えたふしぎちゃんでなくなっていったので、それで読めたです。朝トイレで読むまんがのレパートリー。
カバーを外すと、着ぐるみが「買ってくれてありがとう」と言ってる表紙と、幼少期の純真な二人の写真に、写真屋等でプリントアウトする時に、私なら絶対に文章なんかいれないのに、入れるのが好きな奴がプリントしたらしく、"Best Friend Forever"と手書き調の字体で入ってるというていのイラストの裏表紙。
メディアファクトリーの記号の意味が分かりませんでした。
がまんして読んでると、長髪はいい人ではないので喫茶店バイトの服装がヒドいとか、アメリカンドッグ大人買いする不良とか、反射材とか、ところどころ薬、否クスリとしてくると思います。
作者名も読めませんが、登場するアイドル「有栖川づゅん」も読めません。アニメ化も実写化も断るためにこんな字面にしたとしか思えない。それなのにみんななんの屈託もなく「ぢゅ」と読んでたらほんとまじ許せない、という人はいません。確実に。以上