『ピッチ・パーフェクト2』劇場鑑賞

http://atsugieiga.com/wordpress/wp-content/uploads/2015/08/72d29fca2da0b5c23b710b4393a0d116.jpg『野火』の、塚本晋也監督挨拶の回*1
見に行ったら、開始二十分前、
私がチケット売り場に着いた時、
「満席」のプリントアウトが
刷り上がって貼られるところでした。

平日の昼だから、定員五十人くらい
でも埋まらないだろうと、
舐めた考えで直前に来た私が
いけなかったでした。
非常に残念です。ヒルコTシャツ
着て行ったのに。出がけに猫の糞を
踏んでしまい、洗ってもよく
取れなかったので、
そのまま映画鑑賞するとほかの観客に
匂いが迷惑になるので、
靴を履き替えたのがよくなかったです。
タイムロスになった。
「ウンがついたからいいのじゃいか」
とか自分を慰めましたが、ちっともよくなかった。


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なぜ『野火』を観ようかと思ったかというと、知り合いの保守反動の人が、
熱烈な特撮オタでもあるのですが、
(カラオケで毎回シャレでなく愛国戦隊大日本*2を歌う)
「この夏は単館上映みたいのを、ちょっとね」とか言葉を濁して、
なんかこの映画を隠れてコソコソ観に行ってたので、
どんなもんかと思った、と、いうことです。
長くなりましたが、野火は改めてにして、夜、これを観ました。
http://pitch-perfect2.jp/

他の方のブログで、韓国人の扱いが前作よりもっとひどい、とありましたが、
特にそうは思いませんでした。世界大会で韓国代表の扱いがひどかったわけですが、
前作の、韓国人ルームメイト、韓国留学生会の扱いよりはずっとマシかと。
アカペラグループの韓国人も、ニンジャみたいなシーンがありましたが、
あとは、ガテマラから来た難民大学生にお株を奪われています。
前作を見ていないとわかりづらい箇所として、あのオデブちゃんはタスマニア出身で、
タスマニアは現地人を白人がスポーツで狩っていたような島ですので、
この白人オデブちゃんがオバマの前で失態を犯し、オージーを自称するのも、
むべなるかなです。もうひとつ、黒一点女性は、同性愛以外に、
病的ギャンブラーの一面もありますが、そんな場面はなかったです。

ハリウッドは必ずドイツ人を敵にしますが、フォルクスワーゲンが出てきて、驚いた。
クールラニングみたいな人種優越主義者でなく、ダイハードのテログループみたいに、
ドイツ黒人が混じるグループです。メイン男性はスラヴ系みたいな顔でした。
女性は分かりやすく染めたブロンドで、だから眉毛は黒。中国人も出ませんが、
日本人もWWⅡでは敵だったのに、割と無視されて、淋しいです。
本気で日本人を敵にして映画描いたのは、ユダヤ人の血に向き合えなかった頃の、
スピルバーグくらいか。1941と太陽の帝国。その後、シンドラーと、
ミュンヘンで向き合う。向き合ったから成長したかと言えば、
「大阪ならやってくれる」の2ちゃん名セリフで有名な宇宙戦争でも、
故郷喪失の悲しさを描きすぎてしまうあたり、繰り返す、これが恋だよ♪
デトロイトメタルシティは、「DMCDMC!」とやってましたが、
この映画でも「DSMDSM!」とやってて、元ネタ知らないので知りたいです。
ダフトパンクエニグマピンクフロイド、下記。

演出としては、赤がナチっぽくて、体脂肪がないぺったんこの腹で、
ジンギスカンの歌詞って、そういえばドイツ語だったなと思いました。

あと思い出したらまた追記します。
そうそう、レガシーさんは、内田裕也樹木希林のマゴ娘、モッくんの娘に、
似てるなあと思いました。
以上