『マネーフットボール 7』 (芳文社コミックス)読了

⑧巻まで出ると思い込んでまして、⑦巻で終わってしまったので、
ハレ?またそういうパラレルワールドに迷い込んだか、と思いました。
勿論、模造記憶に振り回されてるわけです。⑦巻終了のソースも発掘出来た。
此処何日も何日も、南町田のリブロなど、マンガが豊富な書店によらずに帰宅していて、
全然買えませんでした。そもそも発売日に本厚木の有隣堂献血帰りに寄ったのに、
忘れてたのがケチのつきはじめ。渋谷のセンター街入口の本屋や、地元の本屋など、
何軒も回りましたが、どこにもなかった。原宿で、
「原宿に本屋なんてありましたっけ?青山やギロッポンならあるですが」
ヴィレッジヴァンガードとかありそうだけどね」
会話の相手も本屋を検索出来るようなツールを持っていなかったので、
原宿で芳文社のマンガを置いてるような本屋を探すのはあきらめ、
帰路代々木上原ででも途中下車するかと思いながらそのまま寝て帰るなど、
全然買えませんでした。橋本で昨日三軒目にあって、やっと買った。

帯文句

勝負を決める戦術、そしてシーズンを見通す戦略がここに!!
浦和レッドダイヤモンズ森脇良太選手大推奨!!
カジと一緒にサッカーがしたくなった――!!


プレーオフがかかった大一番――。
ショックを受けてもおかしくない
この状況でアイツはやる!!
空気を読まない男、梶本洋平…!!

頁5の小久保のモデルって誰なら?と思いました。元鞠っぽい気がしますが、多分違う。
この、ファウルをとられない技術、相手のに見せかける技術、についてのエトセトラは、
いろんな選手に参考にしてほしいというか、現場では知ってても、経験値の差で、
出来たり出来なかったりなんだろうなと、鞠と湘南を見比べた記憶などから想像します。
下田選手。
頁50、現実の栃木は実に素晴らしい専スタがあるのに、
何故屋根付き陸上競技場を描いたのか。
その前の試合の長野は、現実に即した専スタだったのに。
名前の、しもつかれスタジアムがよかっただけに残念閔子騫
頁13で、マンガの愛媛は「街中にスタジアムもある」ことになってますが、
こんな自虐ギャグやるなら、
栃木ちゃんと専スタにかけばよかったのに。
屋根のない平塚が言うなと言われても、私は平塚でも野津田でも麻溝でもないので、言う。

頁65
東京−松山航空便全便満席!!
周辺のホテルは軒並み満室!!

いくら昇格がかかった大一番でも、これはないだろ。と思いました。
有名選手がロナウジーニョってところも、微妙。メッシにすればいいのに。

頁107
「中国のトップクラブの予算は500億円を超え次元が違います
日本はもうアジアのトップではないのです」

その中国代表が日本の反対側のアジア最終予選、韓国とイランの組で、
ドベ最下位を爆走している現状が、また日本人的に中途半端にガス抜きだし、
中国代表サポもクラブでは強い現実で溜飲が下がったりしてるのが、残念閔子騫
あと、ネタバレで、オチのところ、
国境なき医師団はいいのですが、なんで通訳付き移籍なんだ?と思いました。
このマンガにもモデルキャラが登場する、レーシック… 本田はオランダで、
通訳なしの、水ホースシャワーの過酷な環境というかアパートで伸びた、
という記事を読んだ記憶があるので… たぶんユーゴだと思うのですが、
通訳要らないだろ。ブルージャイアンシュープリームの主人公も、
英語だけではその国でもお客さん扱いのままだと気づいて、必死にカタコト会話学びだす。
それですよ、森本がイタリア語でインタビューに答える姿、通訳要らんですよ、
そして苦しめ。以上
【後報】
あと、地方の貧乏クラブが将来有望な青年をつなぎとめてはおけない、
という結論のくだりは、非常にさびしいと思いました。
そこをなんとかしたい、せめてフィクションの世界では、と思います。
オレンジの頃は、それがあったと思う。現実に流されないで、理想を追い求めてけさい。
以上(同日)