カンパイ!日本酒に恋した女たち | あつぎのえいがかんkiki
スギナやらサツマイモの植え付け待ちやらで時間をとられて、アミュー到着が予告編始まってからのギリギリになったので、前説やってたかどうか分からないのですが、壁のあらすじ紹介もなくなりましたし、勝手に応援隊のフリーペーパーもなくなっていて、不穏です。
台北セブンラブの時も感じましたが、観客数がちょっと、アレなのもsabishiiです。日本酒映画なんだから、吉田類のBS観てる人は見てあげてもよいかと。シネコン以外の単館上映はそんなものかというと、こないだ割引デーでもなかった下高井戸でペパーミント・キャンディを見た時の入りと、割引デー千円の日の厚木のこの映画を比べてしまうと、不穏。ジャッキー・チェンの映画のほうは、観客入っていたのでしょうか。ジャッキー映画、ノーマークでした。映画館としては、シニア割や中高生割、曜日割等活用してほしいのでしょうけれど(と勝手に推測します)
今後の上映予定の映画のチラシに、こないだはあった「ベン・イズ・バック」がなくなっていたのも不穏。厚木でやるから新百合で見なかったのに。「沈没家族」が、当初は八月予定だったのが、一ヶ月早まって七月公開になったのもふしぎ。なぜに前倒しなのか。「こどもしょくどう」は、見逃しました。すみません。
「YUKIGUNI」はやってくれるみたいですし、見るか分かりませんが、「アナと世界の終わり」もやるそうなので、じゃーいいかと思います。私がこれから観ようと思うのはシネマリンの「マルリナの明日」とシネコンの「ある町の高い煙突」と「X-MEN」の最後の奴と、イメージフォーラムのヤスミン・アフマド特集なので、とりあえず大丈夫です。
話をこの映画に戻すと、題字の本田久乃という人が誰か、検索しても出ません。
川栄李奈の日本酒映画を観ていたので、まーあれはフィクションだからと言うために、ノンフィクションも観ておこうという動機で観ました。
stantsiya-iriya.hatenablog.com
ドキュメンタリーですが、BGMが絶えずあって、テンポよく進んでゆく映画です。ドローンからの鳥瞰俯瞰多用…いや、酒蔵さんが撮っていた素材を借りてるのかな? 恵比寿の店の人は、今は若いし声も酒焼けしてないので、いいでしょうが、健康にお気を付けください。日本酒にシナモンてどうしたら考えつくのか。
dancyuというプレジデント社の雑誌は、私から見ると、「あまから手帖」が関西ローカルなのをいいことに、二匹目のドジョウを狙っている的な気がしないでもないです。「あまから手帖」は、邱永漢が『食は広東にあり』を連載した記念碑的な雑誌なので、格が違う、と言ったらいけないか。
"dancyu"は、昔の話ですが、中国公使と仲がよいからか、見た目と先代はよかったが、菜譜だけ継承して味が付いてこなかった店をばーんと書いていて、げんなりした思い出があります。昔の話ですが。
明治大学の経済人類学といえば、下記の人かと。
パンツをはいたサル―人間は、どういう生物か (カッパ・サイエンス)
- 作者: 栗本慎一郎
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チラシだとスカーフかぶってますが、青山の床屋パワー炸裂?の杜氏さん。以前は、あぜ~くら~というか、日本の古典芸能関連の仕事をされていたとか。
オリエンタルの映画はオリエンタル自体がカラードなので、おうおうにしてほかの有色人種、黒人が出ないもので、この映画もそうです。私は何度か黒人のゲロを始末したことがあるのですが、何を飲み喰いしたんだか、分からなかった。北京で黒人留学生たちの飲み会に出た時は、透明な蒸留酒でした。いちばんセルフプロデュースをこころえたキャラとして、ニュージーランド人が出て来ますが、マオリ語が彼女の英語の何処かに入っていても、私には聞き取れるわけもなく。
そんなかなあ。いいドキュメンタリーと思いましたが、Nスペや、民放なら深夜時々やってる枠でやればいいという評があるような映画は苦戦するとの都市伝説から、客の入りがあれだったのか。それとも、郊外の我々は、産業文化や生活文化には長けていても、余暇の文化はまだまだ醸造途中なのか、どっちでしょうか。以上