『宇宙の富士山』"Mt.Fuji as a Cosmic Space" 読了

 宇宙、大気圏外から富士山を撮った本だと思って借りたのですが、違いました。

宇宙の富士山

宇宙の富士山

  • 作者:大山 行男
  • 発売日: 2006/04/01
  • メディア: 大型本
 

 これも下記図書館展示を見て、読もうと思った写真集。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/stantsiya_iriya/20200909/20200909190413.jpg

https://stantsiya-iriya.hatenablog.com/entry/2020/09/09/212447

右はじがこの本です。

大山行男 - Wikipedia

富士山の写真(ほとんどカラー写真)では第一人者。

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Mt.Fuji as a Cosmic Space

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夜は、最も宇宙を感じされる神秘的な時間である。 満月から新月まで変化する月の光、 一万光年、一億光年のかなたから届くかすかな星の光、 その宇宙からの光に照らし出され、雲は躍り、待機は様々な色の変化を描き出す。 闇の中でなお、広大な裾野を従え、天空に向けて聳える富士山は、 自分を取り巻く雲や雷と戯れ、宇宙から届く月や星たちの明かりに身を染めて、  しく変化を楽しんでいるように見える。  の写真集には、夕暮れから払暁までの、 「宇宙の時間に遊ぶ富士山」の姿が写し出されている。

ひと文字、ふた文字、切れて読めません。こういう理由で、「宇宙の富士山」であると。でもまあ、夜の山に吹く風とか、どこでも宇宙ですよね。そんな気がする。

 構成・デザイン 堀渕伸治◎tee graphics
プリンティング・ディレクション 中江一夫、戸田茂生◎日本写真印刷 
制作・編集 藤田順三◎山と渓谷社 
編集協力 市川泰雄 
印刷進行 小林 靖◎日本写真印刷 

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❾三ツ峠にて 7月 風の強い日。富士を包み込む風と雲 

夜景なので、灯りがよく写っています。だいたい望遠で撮ってるみたいで、「自分でよらなきゃだめだお」とか云う人はこの写真どう評するだろう。この写真は別でふ、かな。

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(55) 南アルプス赤石岳から 7月  午前3時。夏の夜明けは早い 

この調子でえんえん続きます。生命(いのち)が存在せず、人工物だけが点在する富士山。以上