"没话找话" 今日の日記はこれひとつにしたいと思います

今日は希望通り雨の一日でしたので、中国語に行く迄ほかの方のブログを見て回り倒そうとして、途中までは快調でしたが、インテルコアアイデュオ3だかなんかでメモリも4GBくらいのロースペックの私のパソウコンが大量のはてなブログ御開帳の負荷に負けたのか、途中から固まってしまい、星が全然つけられなくなりました。

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ちゃんと星がつくと星に色がつき、星にカーソルをあわせると自分のIDが出る

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星がつかないといつまでたっても星が型枠のまんまで、IDは某氏(そんなのないですが)状態

ですので、みなさまのブログを見て回りたかったのですが、中途半端で終わっております。どうすればこの星つけられない問題を回避できるのか。まさか上限があってそれを超えたわけではないと思います。そこははてなヘルプには問い合わせ済です。文系にも容易に理解出来る回答が来ると思います。

途中まで見た感想としては、まず、私は四月くらいからほかの方のブログ見れてないと思ってましたが、星で鑑みるに、三月初旬から見れてなかったです。星で足跡残しておいてよかった。さもなくば分からない。

次に、令和と10連休、それから、花粉症の季節終焉が、やはり大きなトピックだったのだなと分かりました。あとは千差万別です。そして、食べてから、しまったブログのネタにすべきと大慌てで写真撮る人は私だけではないことが分かりました。失敗を恐れるな、的な。

以下、メモ。

・湘南は大分に負け。町田は横縞に引き分け。

・私鉄各社がコンビニに売店業務を委託する風潮(京急がセブニレブンで東急がローソンで相鉄がどこか忘れたがやっぱコンビニ)の促進状況として、小田急がセブニレブンと組み始めたわけですが、そうした新店舗開店時はナナコポイントが二倍な感じが。

・クレカの五月分支払い額が確定して、その金額にガックリしました。

・常温でも飲めるのを売りにしたファイアのクラフトボトル600ml、やっとマツコのラインなんとかプレゼントやめたようで、それまでに溜めた投げ売りボトルについてた応募ラベルを全部人にあげたら感謝されました。

・茨城のファミレス、坂東太郎を教えてもらいました。そんなのあるんだ。

bandotaro.co.jp

サニブラウンケンブリッジ飛鳥という走り書きをしてますが、意味不明。

佐藤浩市炎上、詳細は諸説あれど、来年まで公開を引っ張っている映画「フクシマ50」も佐藤浩市出演なので、来年の映画がどっち向きなのか知りませんが、不穏です。聞き手の名前は書いてませんが、ビッグコミックは次号も、西島秀俊福井晴敏対談、本田翼と深川麻衣片桐仁鼎談があるそうなので、プレッシャーかかってるだろうなと。「ストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうしまうっていう設定にしてもらったんです」

eiga.com

<中国語メモ>

教材の、"喂"の声調が、過去の教材では4声で、その後2声に改定されたとか。

"開小差" (Kaixiaochai)="注意力不集中"

"我们一定帮助他共同进步,我和他结成一对红,一帮一 "とは学生の常套句。

"大妈"damaは"tsunami"同様英語に取り入れられたとか。

おやすみなさい。よい夢を

それでは出かけます

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人形シリーズ

人形シリーズもこれでいったん打ち止めです。ストックがなくなった。また人形があちこちに散見される日が来るのかどうか。

今朝もお湯を沸かして、ストレッチをして、お湯、否、お茶をあげて。お湯を沸かすのは一回。雨戸も開けました。新聞と牛乳取るついでに。くもりだからやったのだと思います。晴天の朝だと、逆になんとなくまだいいかという気にもなるので。

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継続期間2400日

2400日日記を継続しました。とりあえず今のところ毎日時間を見つけての更新です。あとから過去の日付で新規の記事を書くことも出来るのですが、一個は当日記事を上げておいて、その日に記事を追加するというかたちで一度だけためしてます。それ以上はなんかこわくて。

明日は雨だかくもりだか分かりませんが、時間がとれるとよいです。

今日も、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。

「若葉のころ」(原題:5月一号)"First of May"劇場鑑賞(台湾巨匠傑作選二〇一九~恋する台湾~)

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若葉のころ[監督:ジョウ・グーダイ] 2015年/110分/台湾/出演:ルゥルゥ・チェン、リッチー・レン、アリッサ・チア 交通事故で昏睡状態に陥った母親のメールボックスに、未送信のまま保存されていたのは、初恋の相手リンへのメッセージだった。女子高校生のバイは好奇心から、母親の振りをしてリンにメールを送り…。1982年と2013年の台湾を舞台に、母と娘それぞれの、17歳の初恋と繊細な心の揺れが、ビージーズの名曲「若葉のころ」をモチーフに瑞々しく描かれる。台湾で数々のミュージックビデオを手掛けるジョウ・グーダイによる初監督作品。

この映画は、今は亡きアミューあつぎ映画.comシネマ最初期にかけられた映画だったと思います。映画館のサイトのトップページだかどこかに、この制服スカートまくり上げ風の絵がずーっと置いてあって、嫌でも刷りこまれてしまい、今回いい機会なので観ました。当該場面に関しては、園子温監督で安田顕マキタスポーツが共演した「みんな!エスパーだよ!」の強引なパンチラシーンに中華民國として対抗したわけではないと思います。

みんな!エスパーだよ!」預告 https://youtu.be/lhPCkDkqzDs?t=83

https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_pict/48/81/44/650x_48814406.jpg?updated_at=1495459654

https://4travel.jp/travelogue/11245166

17歳、初恋…
記憶の中の君に
僕はもう一度 恋に落ちた。

舞台挨拶に来た人たちのサイン入りチラシ。石知田ひとりしか来ていないはずなのに、左が鄭暐達、下が程予希に見えるという怪奇現象。

PG-12作品です。なぜだろう。JKがふたりほど暴走して、BFに服の上から胸を触らせたり、シモも触らせたりするからでしょうか。それとも、「モンガに散る」で、主人公の所属する番長グループのライバルである卑劣漢がヘッドのレコを脅す時に使ったのと同じ武器が出て、それで太股かな、刺すからでしょうか。

五月一号 - 维基百科,自由的百科全书

 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/zh/6/65/%E4%BA%94%E6%9C%88%E4%B8%80%E8%99%9F.jpg上のワカメちゃんというか皿田キノコというかヘルメットというかの女の子の時代は1982年だそうなのですが、1961年の台湾を描いた「クーリンチエ少年殺人事件」と同じカーキの制服なところが大いによかったと思います。

Seventeenth Oh,you Are Here too!

さらに言うと、ギデンズ・コーの「あの頃、君を追いかけた」もそうですが、中華民國の高校なので、チャンとチャンカイセック、蒋介石の肖像とか、中正がどうとかの額が飾ってある点もよかったです。大陸受けを考えると、えてして三民主義的なスローガンはフレームから外しがちなので。「藍色ナツコイ」や、「私の少女時代」はその辺マスクしてたと思います。

この映画の字幕は、特定の個人でなく、なんかワークグループみたいなのが作ってると出ていて、誰も責任を取らない連座制傘連判状だからか、「中正高中」に、「チョンチェン高校」だか「チュンチェン高校」という悪フザケ以外の何物でもない字幕をつけてました。

 どですかでんビージーズの曲名そのままをタイトルにせんければならんので、同名の邦画ドラマとかぶってしまって残念閔子騫だったと思います。

漢語のセクシーは、「性感」と書いて北京語だとシンガンと読む、と思ってましたが、この映画で、「ソウ」という音が聞こえて、あとで検索しましたが出ませんでした。なんだったんだろう。

食べれない、が、「吃不下」で、のどを通らない、嚥下出来ない意味での食べれないなんだなあ、オカーサン意識不明(台湾ドラマはキャラがよく交通事故にあう)だもんなあと思いました。中国語の食べれないは、物理的に食えないとか腹いっぱいで食えないとか、量が多くて食べきれないとか、ちゃんと使い分ける。他言語もそうでしょうけれど。

現代のヒロインのパパが、使い古された表現の、一国二妻で、それでヒロインが怒り狂ってオナニーというか自分の体を痛めつけようとする衝動にかられる場面。明らかに後妻の息子(義弟)のべしゃりが、幼児の舌ったラズな喋り方でありながら濃厚な大陸訛りであることが聴覚的に彼女を痛めつけたのだと思いますが、具体的にどこがどう大陸的なのか分かりませんです。私の妄想かもしれない。

「幼稚」「白痴」をよく使うと思いました。後者は、「私の少女時代」でも頻出フレーズだった。"傻瓜"とは言わないんだろうか。「私の少女時代」は一ヶ所、"笨"と言ってましたが、一回だけです。この映画は、ベン、は言ってないんじゃいかな。

 「搞不懂」もよく出たと思います。"不是我不明白"は崔健の歌詞喽。

生徒が職員室に入るとき、「報告」と言いながら入るとは知りませんでした。なんでなんだろう。

林克銘、リン・クーミンのさいごの「ン」がやけに特徴的に耳に響いて、"n"前鼻音と思っていたら"ming"で、後鼻音でした。本当に私は聞き分けられないなと。

なんというか、輝いてる青春時代と対比して、サエない大人になってるそのサエなさがリアルなので、「私の少女時代」のようにデフォルメしたほうが受け入れられやすいと思いました。ヒロインの二役の力技と演技の分け方が秀逸で、そうと分からないくらいでした。で、そこが分からないと、あともう評価するところが…という映画だと感じました。いいのかなあ、そんな感想で。

チャウ・シンチー養女が主演の「星空」も厚木で観ましたし、「あの頃、君を追いかけた」は武蔵野館だったかなあ、「台北暮色」はシネマリン、「軍中楽園」はジャック&ベティ。「台北ストーリー」「牯嶺街」は武蔵野館でしたか。「青春神話」「愛情\(^o^)/」は以前のこの企画で。「恋々風塵」「熱帯魚」「ラブゴーゴー」はむかしレンタルビデオで。しかし後二者は内容忘れてます。これで観てないのは「フンクイの少年」「台北の朝、僕は恋をする」「GF*BF」と、メトロシリーズの台湾語以外のやつ。今回の上映作品に「52MHzのラブソング」が入ってないのは意外な気もしました。ウェイ・ドゥーション人気ないのかな。それとも高いのか。

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今回、「まごころを両手に」が見れてよかったです。これはまったく予想外にぶっ飛んだ映画でした。なかなかここちよく翻弄されました。それもまたしあわせなことで。以上

今日は母の日です

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はてなブログに移行してから初めて、今週のお題をクリックしました。

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今週のお題〉お母さん、ありがとう×

「お母さん、ありがとう*」というお題のはずが、クリックして出てきたのは下記の文言でした。

今週のお題「母の日」

それはそれとして、今年はなんとなく母の日のポスターを撮りませんでした。昨日、翌日が母の日であることにやっと気づいて、今日花を買いました。

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Soyaz plus chic avec un cadeau. Comme je voudrais voir votre visage ravi ...

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¥1,200(税抜)もしたのに、このプレゼントは下品みたいな文章がラッピングに書かれてるとは心外革命もいいところでした。これを赤っ恥といいます。確かにこのプードルはプードルに見えませんが、いいじゃないかそんなこと、という…
今日はひとしきりぐだっとなりながら日記を書いて、その後なんかやろうと思い立って錆をやりました。一日晴れのはずが、曇ってきて、涼しくなって、カエルが鳴いてました。
www.google.com

それはそれとして、のっけからアレですが、ルーマニアモルドバの今日のグーグルロゴは2019年父の日です。モルドバウクライナルーマニアに挟まれた、日本人から見るとなんでルーマニアになれないのか分からない、ソ連崩壊で独立した小さな国ですので、カーソルが合わないので、こうして明記してもらわないと表示国と分からなかったです。これまでも独自グーグルロゴを書く時、表示国に入れてなかったと思います。カーソルが合わないので。

ro.wikipedia.org

https://www.google.com/logos/doodles/2019/india-elections-2019-4671675396784128-2x.png

https://www.google.com/doodles/india-elections-2019-phase-6

インドのグーグルロゴは2019インド総選挙第六段階、と言われても、フェーズってなによと思いましたが、日本語版ウィキペディアがあって、それによると、全土いっせいに行うのでなく、州単位で七回に分けて総選挙実施するんだとか。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/da/2019_Lok_Sabha_Election_Schedule.svg/330px-2019_Lok_Sabha_Election_Schedule.svg.png

ja.wikipedia.org

リトアニアのグーグルロゴも総選挙2019。

https://www.google.com/logos/doodles/2019/lithuania-elections-2019-6192517660803072-2x.jpg

https://www.google.com/doodles/lithuania-elections-2019

グレートオブブリテン及び北アイルランド連合王国のグーグルロゴは2019こどもの日。

https://www.google.com/logos/doodles/2019/childrens-day-2019-uk-5763853785759744-2x.png

https://www.google.com/doodles/childrens-day-2019-uk

ウィキペディアでは、英国は特にこどもの日制定してないよと書いてあるのですが、そのソースリンクを踏むと2019年英国こどもの日は5月12日というサイトに飛びます。

https://en.wikipedia.org/wiki/Children%27s_Day#United_Kingdom

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http://www.nationalchildrensdayuk.com/

母の日ロゴの国は、アメリカ、カナダ、プエルトリコホンジュラスベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、チリ、ブラジル、ウルグアイ南アフリカケニアパキスタンアイスランドフィンランドラトビアベラルーシウクライナクロアチア、トルコ、ギリシャ、イタリア、チェコスロバキア、ドイツ、スイス、オーストリア、オランダ、デンマークバングラディシュ、マレーシア、フィリピン、台湾、日本、オーストラリア、ニュージーランドシンガポールとかもそうかもしれませんが、カーソルが合いません。

https://www.google.co.jp/logos/doodles/2019/mothers-day-2019-multiple-countries-4894833758961664-s.png

昨日サッカーニュースを見てたら、二川が今は関西のアマチュアクラブで、その地方の部活の監督だか兼任で活動してるという記事があり、遠藤ヤットの人はまだガンバでスタメンだかスタベンだかなので、難しいものだと思いました。だいたいJ3リーグの大クラブのU-23チームにオーバーエイジ枠があること自体知らなかった。U-23、なんなんだろう。プロ野球の育成選手みたいなものでしょうか。

明日も、明後日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。

もう少ししたら、おやすみなさい。

『震災に負けない古書ふみくら』(出版人に聞く 6)読了

 装幀/宗利淳一 インタビュー・構成/小田光雄 インタビューのテープ起こし的本。実質的な著者はインタビュアーの小田さんという気がします。語り手の佐藤さんは、小田さんに問われるままに、あちらへこちらへとその場の話題に応じた往時の回想の引き出しを開けてゆく。

震災に負けない古書ふみくら―出版人に聞く〈6〉 (出版人に聞く 6)

震災に負けない古書ふみくら―出版人に聞く〈6〉 (出版人に聞く 6)

 

 『むくげとモーゼル』の出版社併合についての挿話ありと、インタビュアーの方のはてなブログに書いてあったので借りました。

stantsiya-iriya.hatenablog.com

結論からいうと、それはただ併合されたのよ、理由なんか経済的なもの以外ないのよ、ということみたいでした。

郡山と須賀川に店舗を持つ(現在は郡山は事務所かな)古書店の店主に、震災後約一ヶ月後くらいの時期にインタビューしてまとめた本。もともと予定されていた、店主のそれまでの書香の世界、本の虫ワールドの彷徨を聞く時期の一ヶ月前が震災だったということで、なまなましい話あり、郡山と須賀川という中通りなので浜通りとはまた違ったストーリーにそれは当然なる、という感想を読者が抱く箇所ありですが、当初の構想からはみ出た部分になりますので、入れておかねばいけない個所ではあるけれども、第一章とラストにそこは集約させています。ダッシュ村は出ません。私が付箋をつけた箇所を見ると、頁10、この地方の屋根瓦が耐震瓦に移行しなかった原因のひとつは、当地の瓦屋がぜんぶ倒産していた、です。

下記は本書の(私にとっての)掘り出し物の箇所。

頁38

 ―― それから日中学院に行かれたと聞いていますが。

 佐藤 それは高校の時から中国語を少しやっていたことと知り合いがいたので、最初はちょっと遊びがてらに出かけ、結局二年間通うことになってしまった。

 日中学院は『岩波中国語辞典』の倉石武四郎先生の中国語講習会が発展したもので、内山書店の二階に移っていた。

 ―― 当時は文化大革命に対する礼賛ムードも強く、今とはまったく異なる中国への親近感があった。マオイストもかなりいたし、津村喬中沢新一などもそうだった。

 佐藤 あの小さな赤い『毛沢東語録』も輝いていたし、それを持って横浜の港によくいった。中国船が入る時に学習がてらにいって、中国の人たちと話をするわけです。その帰りにはちゃんとお付きがついてくる。公安が駅までしっかり送ってくれる。

 ―― ゴダールの映画『中国女』もありましたね。紅衛兵文化大革命の時代だった。もっともそれが中国においてどんな時代だったのか、この頃ようやく明らかにされつつありますが。

 佐藤 そうですね。でも当時は圧倒的に親中国だったし、社会党なんかもそうだった。実は(略。岩井章という人と新島淳良という人の懐旧談が入る)

 ―― それは知りませんでした。でもその事情は中国が変わっていき、文化大革命に対する評価の問題も絡んでいるわけですか。

 佐藤 ええ、だから一時期、日中学院も半分分裂し、喧嘩のような状態になってしまった。だからちょっとつらいところがありました。日中学院はとても学費だけでは運営できなくて、倉石さんのポケットマネーでやっていた部分が大きかったですから、いわば私塾がそんな状態になってしまうことは。

 倉石さんの家は代々漢学者の家系で、江戸時代からの漢籍で埋まっていました。図書館とでもいったほうがいいかもしれません。漢籍だから積んであって書名がわからないから、すべてに付箋が差しこまれていた。壮観でしたね。

 ―― 毛沢東の書斎の光景と同じですね。

同じかなあ。知りませんけど。中国絡みの記述は終盤にもあって、21世紀の古書業界にとって大得意大口客のひとつが中国人(と韓国人)であるという個所。特に資料売買など。たぶん私はそのはしりの時代をちょっとかじったことがあるかもしれませんが、国会図書館からまるまるコピー送ってもらってそれを中華世界に送って実費もらうとか、そんなんで商売と言えるのかとか青くさく悩んだ思い出があります。あれで顧客が、満足したといってくれるか、いや今回はなんでもええから払うと言ったから払うけど、次回はコピーはダメよと言ってくれるとか、そういう血の通ったやりとりがあればまた違ったと思います。今の中国書籍専門業界なんか、どうやって食ってるのか不思議な時もありますが、邦人の蒐集家や学者さんがお亡くなりになった後の整理のものや、近現代史関連の資料を、あちらに売るブローカー的なしのぎもあるのかなと思いました。国内ではダブついた資料も、アジアでハケるならそれはそれでよしと。本書は、大陸の顧客には、「ぬかれてもいいから」と言ってくれる客がいることを明かしています。公安ちうか、検閲的なそれで、中国海关(関)で書籍小包からNG資料がぬかれる行為を指しているとか。それで海関前で、押収品の海賊版商品と並べて叩き売りの再販されたらかなんなと。

本書は、また、いろいろ面白そうな本の紹介もしていますので、少しメモします。

頁32、取次の返本バイトの重労働さは下記にある通り、という個所で下記。

どすこい 出版流通

どすこい 出版流通

 

 頁60、シュレッダー登場以前の古き良き大情報漏洩時代の本。IT化による電子複製とウィキリークスとかが社会を変えたかどうか知りませんが、マニアの世界には影響があったと。

チリ交列伝―古新聞・古雑誌、そして古本 (ちくま文庫)

チリ交列伝―古新聞・古雑誌、そして古本 (ちくま文庫)

 

 頁69、アリス館の本の思い出で出て来る本。

ジャイアント・ジャム・サンド (えほんライブラリー)

ジャイアント・ジャム・サンド (えほんライブラリー)

 

 頁103、自由民権運動に絡んで、インタビュアーが語り手に安彦良和『王道の狗』を勧めてますが、既読ですし、そこまでだったかなあと。

頁105、会津には県人会以外に会津会があって、全国津々浦々、北海道から九州にまで、どこ行ってもある、というくだりで船戸与一の小説。

 頁115、会津出身の忘れられた作家、佐治祐吉の『恐ろしい告白』という本は、耽美残虐美とめばへ、みたいな話らしいので、読まないと思います。

 無料貸本屋と化した図書館の話も、個人古書店に対する大企業ブッコフの話も、語り手の福島のまちには新刊書店が六軒あったが、インタビュー時、ぜんぶ廃業していた(つまり震災前に廃業していた)とか、いろいろ書いてありますが、語り手の古書店はそうした諸々にも「負けない」わけですので、ネット販売が主戦力で、半分は書籍以外の取り扱いの売り上げだそうで、ことに絵葉書が充実していて、そのインターネットサイトは、娘さんのパワーのたまものなんだとか。という話をしている頁127、ハクつけなのかどうか、デリダ登場。

絵葉書 I -ソクラテスからフロイトへ、そしてその彼方 (叢書言語の政治 14)

絵葉書 I -ソクラテスからフロイトへ、そしてその彼方 (叢書言語の政治 14)

 

 頁147、年間何百万円も買ってくれるのだが、ぜんぜん払わない人たち。これは私も覚えがあります。高等教育機関正規雇用のおつとめなので、逃げも隠れもしないわけですが、でもなかなか払わない。(払えない?) 経常利益額の更新には欠かせないので、目録販売でチェックつけてもらった品々を、えいやでもってってしまう、目先の売り上げに追われる営業哀話というかなんというか。とにかく本を見せると所有欲が刺激されるらしく、「もうウチの主人に本なんか見せないでくださいっ」と奥さんに泣かれたり、でもご主人は目録入手するとしらっと注文℡かけてきて、どうしたもんだかと思ってみたり。

こういう人は、買い物依存の一種だと思うのですが、家族との共依存はどうか知りませんが、酒やギャンブル、薬物なんかはやってなかったと思うので、後年一時期この時期のことを思い返して、人によって依存物質は異なるものだ、なんてシロウトが一人合点してましたが、その後、新たな依存対象が見つかるごとにそれに次々ハマってしまう、依存症のデパートみたいな人たちがいることを知り、そっちのほうが「ある」存在なんだなと分かってきて、かつての記憶も捉え直しが必要だが、古書狂いの人たちとももう付き合いないしな、と思ったりしました。

 本書は巻末二十数ページほど、語り手が蒐集した絵葉書のうち、近代福島の貴重な風景を写し取ったものを収録していて、頁172上の、大正時代の一面の鮭と、頁183下、昭和初期の牧水ゆかりの宿がよかったです。

以上

この四日間くらいの写真(令和最初の五月九日十日十一日十二日)

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徐行 構内徐行厳守 GO SLOW ↓高さ4.6m

本厚木

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ポピー

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どこかの苗床

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どこかのトウモロコシの芽

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じゃがいもの花

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ニワゼキショウ

ja.wikipedia.org

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こけ

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道元禅師の教えによれば、便所は仏道修行者にとって大事な道場のひとつです。 両辺を汚すことなかれ 鎌倉時代の名僧・道元禅師の代表作に「正法眼蔵しょうぼうげんぞう」という本があります。その中に〈洗浄〉という巻があります。洗浄とは心身を洗い浄めるという意味です。『両辺を汚すなかれ』ということばは、その〈洗浄〉の巻の中に出て来ます。両辺とは便器の両側のこと。要するにトイレを汚すなということです。トイレは毎日お世話になるところです。そのトイレを汚すなということは、あたりまえのことですね。そういうあたりまえのことを、自分の日常生活の中で、具体的に行ってゆく――。それが道元禅師の教えだと思います。され、トイレの中ではだれにも見られません。自分一人です。だれにも見られないトイレの中で、このあたりまえのことをどう具体的に行ってゆくか?というと、そう簡単なことではありませんね。だれにも見えないところで行う自分の行(ぎょう)ですから。だからトイレは大事な修行をする道場なのです。

本厚木

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この付近は大変危険ですので駐車御遠慮下さい

本厚木

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ノドをうるおせ!

座間

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車に踏まれたバッタ
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15 CHALLENGE DAY チャレンジデー 5月の最終水曜日に開催

座間

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第6回相模川ローズガーデンフェスティバル あつぎ阿波踊り 神奈川の8団体が厚木に集結

本厚木

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Bellmare Winning Waves Hiratsuka

本厚木

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箱根関所設置四〇〇年記念 箱根関所まつり 大名行列がやってきた! 箱根HAKONE関所四〇〇Anniversary

座間

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バスで行く!コラボグルメから工芸品まで、旅気分を満喫! 信州・飛騨高山・富山 物産と観光展 信州そば×富山ほたるいか 飛騨高山高山ラーメン×富山お麩 富山寿司×飛騨高山飛騨牛 真田紐バッグ ブロンズ置物 飛騨春慶塗茶筒 日本酒BAR

小田急

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ハローキティをソラからお祝いしよう! 地上450mで祝う 誕生45周年 HELLO KITTY 雲の上のアニバーサリー in TOKYO SKYTREE®

東急田園都市線

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ゆりの樹通り

本厚木

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防犯は日ごと家ごと地域ごと

本厚木

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江戸の昔より栄えし神田祭り 勇壮華麗な神幸祭 両講頭の木遣りにて氏子百八ヶ町を練り歩く天下祭りの神田明神 令和、最初の神田祭。せいいっぱい声をだそう。

東急田園都市線

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家族が近い。 GUAMなら近い。 3時間半で らくらくグアム。 #一日中遊んだ #遠浅の海

東急田園都市線

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南町田街づくり拠点創出プロジェクト

南町田

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閉店のお知らせ2点

相模大野と座間

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「新しい」に、踏みだす。BX 文化シャッター

小田急

今朝もさつき晴れです

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絵葉書シリーズ イラン

テヘランから出したハガキですが、この写真はマシュハドとかマシュドとかいう聖地です。確か。

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40Rls. ISLAMIC REPUBLIC OF IRAN 40Rls. ISLAMIC REPUBLIC OF IRAN 20Rls. ISLAMIC REPUBLIC OF IRAN

消印の日付が鮮明であっても、アラビア文字の数字なので読めないと思いますが、もう少し鮮明であったらなあとは思います。湾岸戦争の時でしたので。

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MASHHAD
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お湯を沸かして、ストレッチして、お茶をあげて。薬缶が、前のをどうしたのか、買い替えたので、前のは二度沸かさないとポットにいっぱいにならなかったのですが、今度のは、外見はさほど大きさは変わりませんが、一度でぜんぶいっぱいになってあまつさえ少し余ります。時間の節約になる。もう在庫だけ瀬戸物や鍋類を半額で売ってる、今は建築資材や工具メインのお店で、お店の人に「何をお探しで?」と聞かれて、ピッタリのものを見つけてもらったそうです。
今日も、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。