「九月の恋と出会うまで」"Until I Meet September's Love" 劇場鑑賞

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運命の人が僕じゃなくても、 僕はあなたを守りたい。“未来”が彼女を消すまで、365日。一途な想いに涙する切ない奇跡の恋。

バシャールバハールの涙」を新宿ピカデリーで観ようと考えて購入して時間の都合がつかず観れなかったので浮いてしまったMOVIXの福利厚生券が期限三月いっぱいでしたので、何か見なならんと観た映画。私は恥ずかしい話ですが銃夢(がんむで一発変換)をビージャンでぱらぱら読んだだけで、ちゃんと読んでないので、アリータ見て大丈夫なのか不安だったです。昼間は錆とかやるので、橋本のレイトショー一択で考えると、アリータかタイムパラドックスものかという選択だと考えこっちにしましたが、猟奇的な彼女的なタイムマシーンではなく、君の名は。的なタイムパラドックスでした。なんで一年縛りなんだろう。そこがよく分からないです。終わった後、アリータ帰りのパパと息子が、面白かったろー、うん!とかやってて少し後悔しました。Byまでには、Tillまでずっと。

http:// http://wwws.warnerbros.co.jp/kugatsunokoimovie/

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上記動画は、邦画予告のコメント欄が解放されているとこうなるのかという見本のようなコメント欄でした。四月は君の嘘というアニメだか映画の題名を覚えていますが(未見)そっちは四月だから四月公開だったはずで、こっちは九月なのに三月公開。でも撮影が春だったのかなあ。残暑で汗くさいはずの九月とは思えないスプリングコート(袖が長い)の高橋一生という人やミニスカのヒロインや、茅ヶ崎には走ってない江ノ電や春の海のひねもすのたりのたりみたいねうねりの大団円とか見てると、これ春の映画だろと思ったりします。

九月の恋と出会うまで (双葉文庫)

九月の恋と出会うまで (双葉文庫)

 

高橋一生という人は初めて見ましたが、大声の場面では、声が通る人だと思いました。一昔まえ、患う前のユースケ・サンタマリア言ってはいけないのだろう。本人こういう性格ではないだろう的な役を演じてますが、こういう性格の人は世の中でたくさん発見できるので、仕草とか話し方とか目線とか観察し放題だったろうと思いました。オタで定収があって料理が上手い。暴力男に逢いたくない乙女の夢の男子像。既にマッチョな男子に出逢って耐性のある女子からしたら頼りない、守ってくれそうにない男。でも敵はタイムパラドックスですから、そういう相手なら腕力勝負でもないので守りやん。

こういう性格の人で女に手をあげる人がいましたが、それは別の話。同性ならあげないかというと、女性同士は知りませんが、男性同士だと、楽しんごの報道見てフーンと思った人は("´_ゝ`)フーン多いと思います。

九月の恋と出会うまで(上) (ジュールコミックス)

九月の恋と出会うまで(上) (ジュールコミックス)

 

 ヒロインはねー、オープニングのシーンだけもっと頑張ればよかったのにと思いました。他は、綾瀬はるかがもっと若かったらかぶってて危なかった的な演技でよかったです。オープニングだけ、子役を責めてはいけないのでヒロインを責めざるを得ないのですが、これだけの要のシーンになるのであれば、もっと妥協せず戦うべきだったのかも。相模原市の麻溝の公園でロケしたのがいけなかったのかもしれません。時代は埼玉なのに、この映画は神奈川ロケが多いのでそこがよくなかった。おかべたかしさんの本で出てきたような、幾何学模様の公園も出てきます。同じ公園だとすると、大学学内でなければいけなくなります。

九月の恋と出会うまで(下) (ジュールコミックス)

九月の恋と出会うまで(下) (ジュールコミックス)

 

 大學の同窓名簿にも座間市栗原が出てきたりして、さるまんの原作者なのか浅ヤン出身なのかどっちなんだよと思ってみたり。そのくせ小説家志望の本棚の書名がろくろく写されず、私が読み取れたのは岩波総目録だけでした。小道具さん本棚頑張ったのか手を抜いたのか、どっちなんだよと。埼玉はフジテレビでしたが、これは日テレ。観客は10人くらいで、ほぼこんなシーカレを夢見る?乙女と、あと多分川栄目当ての男性。店員不在のパンフ売り場で、ほかから店員が声かけるまでずっと黙って立っていて、パンフ買ってた。

https://cinema.ne.jp/wp-content/uploads/2019/02/63d7450eddb937be6fe2d73dbc4a756b-768x512.jpg

https://news.goo.ne.jp/article/cinema/entertainment/cinema-107720.html

私が鑑賞中につけてたメモに「パンチラ」と書いてあるのですが、意味が分からなかったです。アパートの名前はゴドーを待ちながらなのか。相原にこんなアパートあった気がします。赤い帽子の片桐はいりがいた気がしますが、エンドロールにはキンタローしかいなかったので、片桐はいりの物真似してるキンタローだったのかもしれません。

坂を歩くのは君の名は。へのオマージュだと思いました。学生でなく、社会人の恋なのでそこはよかったです。ほんとに出会いって、ないもんですね。エアコンのダクトから声が聞こえてくるくらい、出会いってないんだろうな。婚活まで行かなくても、出会いの場は積極的に作られなければいけないのかも。悪用されない場。38度8分って、もっとしんどくて、尾行どころではないと思います。危なかったですね。最初「尾行」が「リコン」に聴こえました。私は耳が悪いです。

高橋一生という人がこういう役を演じるのが上手いことは分かりましたので、他の役だとどうなるのか観たいと思いました。それだけ存在感のある俳優さんでした。自分を尾行させて刷り込みを狙うなんて、老獪すぐる。うそです。以上

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