次号は巻頭カラーだそうで、その予告が上(部分)です。ここは別にいいのですが、
いつの間にか「モロホシ」が「モロボシ」になっていて、おどろきました。
諸星 大二郎(もろほし だいじろう、1949年7月6日 - )は、日本の漫画家。姓はもろぼしとも。
いつの間に「モロボシ」になったのか…
少なくとも昨年四月の単行本では、「モロホシ」のままだったのに…
カドカワの『怪と幽』連載中の『槐と優』のほうではどうなってるだろうと慌ててカドカワのホームページ見たり、近隣の図書館で『怪と幽』vol.14の在庫がないか検索したり、近隣の大型書店で『怪と幽』vol.14の在庫がないか検索しました。
しかし、『怪と幽』ではあまり人名に英文を併記してないようでしたので、意味がありませんでした。となると一体――
そこでふと、"morobosbi"になっているのに気づきました。否、"h"のフォントが"b"に似た紛らわしいものだったので、私が空目ってかんちがいしてたのです。
気が付いた時には、私は小学館への問い合わせメールを送った後でした。後の祭りでピーヒャララ。瓜子姫乗さる駕籠にあまんじゃく乗せた。ピーロロ。この落とし前をどうつけましょう。
…でも、シアターも"Tbeater"に見えるし、編集が眠くて"h"をぜんぶ"b"に誤記したような気がしないでもないです。もしくは、"Moroboshi"と書いてしまってチェックされて、ほかにもないかチェックしてなおしとけ、と言われて、"b"を"h"に直すべきところを、なぜか反対に、すべての"h"を置換で"b"にしてしまったとか。最近職場で、なぜか言うと反対のことばかりする新人さんにダメージを受けたので、そう考えてもしまいます。
次なる事件は――??
怪異専門の名探偵・アリスと、 剣術の達人”シェエラザード"ホブソン。正反対の二人が、 今日も不気味な事件に挑む! ミステリー漫画界に燦然と輝く鬼才・諸星大二郎が贈るオムニバス怪奇譚!!
とりあえず今回は頁169のコマ割りを楽しむマンガで、あとは、ジュディス・メリル再登場に含みがもたせてありますと。
「漫画界に燦然と輝く鬼才」とか、相変わらず小学館まんがは煽りがオオゲサだと思います。ドラマ化に関して言うと、沢田研二や阿部チャンが稗田礼二郎を演じて、前田敦子が紙魚子を演じてるのだから(栞は南沢奈央で、撮影中憑依されてキャラと同一化してやばかったらしい)、文句のつけどころがないと言えばない。
今号は、いつまでも暑いので、「増刊号が出ない月」との思いが抜けないままで、買いそびれるところでしたが、本誌を買いに26日にコンビニに行って、これもあったので、買いました。よかった、買えて。
ビッグコミック増刊号公式サイト | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館
以下ほかのマンガの感想。
巻頭カラーまんがは伊能忠敬まんが。佐原から江戸に出るのに、関宿を通ると、すごく遠回りな気もしたのですが、ぜんぶ水運で移動するということなので、利根川を遡航して江戸川を下るということかと、地図を見て納得しました。手賀沼我孫子柏とショートカットは出来なかったんでしょう。知らんけど。
次は、水商売の怪談話。キャストでオナるボーイさんは、たくさんいるんじゃないでしょうか。手を出す胆力がない場合。水商売だとパートナーとすれちがいの生活になるというのは、いつの時代もそうなのかな。そのあたりの描写がよかったです。そして、相武台前にこのレベルのお店はありません。さがみ湖にあるのはプレジャーフォレスト。
ギャラリーフェイク。JR武蔵屯田のモデル駅が分かりませんでした。武蔵野線のようだなあと思ったのですが、分からない。関東のレンコン産地というと茨城のようなのですが、そこまで電車で行くかなあと。
ギターまんが。今回もビジュアルで遊ぶ。ガールズバンドにギターをプレゼントする青年の容姿。そろそろ墨だらけのキャラが出てもいいような気もします。
剣豪四コマは池内博之のようなキャラ登場。
ハートカクテルは映画監督と主演女優。特になし。
せりふの多い四コマ漫画。これまで、高給取りばかりのサラリーマンライフが非現実的でしたので、流してましたが、突然スーパーの返品クレーマーねたがブッこまれてきて驚きました。もっと出せばいいと思う。
動物まんが。特になし。
フォルクスワーゲンビートルまんが。今回はホームページビルダーと掲示板あらしの話。この頃もう脅迫罪、威力業務妨害で訴えたり、IPアドレスからプロバイダに住所開示請求したり出来た気がしません。でも出来たのかな。出来たらいいなという。
風呂まんが最終回は風呂掃除のコツの話。初めて役に立った。入浴時についでに掃除を始めてしまう(全裸で)のが、いかにも単身者という感じでよかったです。てっとりばやい。
こども食堂ロボットまんが。ああいう飛び込み方でも大腿骨複雑骨折するんですね。素人だからか。
石原まこちんのまんが。私は検索してないので娘さんのリアルを知りませんが、もうとうに知られまくってるのかな。車ももってるし百八十万の授業料も払えるし、けっこう稼いでるんですね。妹が姉にビビるというのはリアルだと思いました。「見せつける」のがダメという感覚は、最近見た映画「バービー」のようだと思いました。
フランス版ゴルゴは三題噺。
①移民の国フランスのオールドカマーのひとつ、マグレブの色んな民族の話。でもハウサ人はネグロイド、黒人なので顔にトーンを貼るかベタ塗りした方がよかったと思います。どの程度のルーツかにもよりますが。
確かナイジェリアの三大民族ヨルバ、イボ、ハウサのうち、いちばんムスリムなんじゃなかったかな。相武台前の店はイボ族の店。
②時代が変わって、性暴力がクローズアップされ、人物評価が変わる例。この話ではピカソ。
③AI生成脚本。この話も然りです、というオチだったらすごかった。脚本家としてのシドニィ・シェルダンは知らないので検索しましたが、小説家としてはともかく、脚本家としてはよく分かりませんでした。2007年逝去なので、もうだいぶ経つ。
最後のコラムは、大阪万博中止論。大阪は遠いので特にないのですが、瀬谷の花博のほうは近いので気にしています。
以上