ラズウェル細木サンの自伝*1の育児まんがのくだりで、同時期に同じ雑誌に連載されていた育児まんがとして出て来たので、読んでみました。こちらは青沼貴子さんの育児まんが*2とちがい、一巻の中古在庫がブッコフになくて、二巻を買っています。
ちょっと判型がちがうのですが、理由は分かりません。
巻末の広告には伊藤比呂美さんの本や、普通の子育て本も出ます。
頁73に出てくる伊藤サン。ほかに教育や育児の専門家の文章がたくさん出てくるのですが、似顔絵はありません。文章の人の一覧を後でまとめてみようかと思います。
カバーを撮った表紙はまっしろで、頁135に、青沼パパと若き日のラズウェルサンの似顔絵（まんがを模したもの）があります。
本書は電子化されてないようで、再版もほかからされたのでしょうが、ウィキペディアがあるくらいでした。
編集者の似顔絵。頁8。
帯
帯裏。このまんがは青沼まんがとはそれはやっぱりちがっていて、夫45歳妻35歳という年齢もそうだし、夫の職業がコピーライターという、それほど人口の多くないギョーカイ職だったり、でも顔はふつうのオッサンだったり、朝食を食べると20分後にトイレに行きたくなり、行くと30分かかるので、他の家族が朝の忙しい時にトイレが使えず地獄なので朝食抜きで出社するとか、歳を考えるともう子どもはいいのだが、奥さんは三人目がほしいとか、いろいろ違います。
頁139を見ると、歳をとってるせいもあるのか、育メンというか主夫業はとてもこなしていて、夜間まんがを描く妻から、「これからは年1セックスを年2にしてやろう…」などと思わしめています。日本の夫婦はフランスに比べるとセックスレス。そしてこれで三人目を考えたり考えなかったりするんだなと。
絵柄も、例のひし形の口を描いたりですし、大仰な顔をさせるし、それで子育てなので糞便の悩みもたくさん描いてあり、その辺もいろいろなんだろうなと思います。個人的には、頁68で、訪問寄付金集めに引っかかったと書いている話のオチで今度はアフリカ支援と書いていて、なんとなくあやういと思いました。そういうネタが前面に出てくると、ブログもそうですが、ちょっと引く人が多かったり。それもあやしいんじゃないの、だいじょうぶなのと思うので。以上
