『海外でゲストハウスはじめました』①激闘編 "I Opened a Guest House Overseas" vol.1 Episode of fierce battle. by Tōjō Sachiko 東條さち子(Nemuki+コミックスcomics)読了

グーグル翻訳シンハラ語:「මම විදේශයන්හි ගෙස්ට් හවුස් විවෘත කළා」එක් වෙළුමක්_"දරුණු සටනක කථාංගය" ටෝජෝ  සචිකෝ (නෙමුකි+කොමික්ස්) 

グーグル翻訳タミル語:「நான் வெளிநாட்டில் விருந்தினர் மாளிகையைத் திறந்தேன்」தொகுதி ஒன்று_"கடுமையான போர் அத்தியாயம்" டோஜோ சச்சிகோ (நேமுகி+காமிக்ஸ்)

スリランカでカフェはじめました』の前日譚。読んでみたかったので、amazonで中古品を①②各¥550税込プラス送料¥350で買いました。帯なし。初版。この巻は2018年8月30日刊。初出「Nemuki+」2015年11月号~2017年1月号 装丁 新上ヒロシ(NARTI;S)スリランカ関係書籍28冊目。

カラーグラビア4ページつき。スリランカ世界遺産や珍しい生き物が紹介されています。東條サンおすすめはメディリギリヤだとか。それとカルディアポクナだそうですが、カルディアポクナは検索しても何も出ません。どこなら。

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トクマカクという愛嬌のあるつぶらな瞳のサルはよく食べものを盗むので悪い猿で、色黒で亀頭ハゲのハヌマンラングールは悪相にもかかわらず木の実を好むいい猿、だそうです。

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「はじめに」と「おわりに」があって、おまけコラム「スリランカここがイチオシ!」が4頁、おまけインタビュー「疑惑の人ニッサンカさんに突撃しました!」があります。あまりにひどいので、編集部が東條サンのビジネスパートナーニッサンカサンを、騙してるんじゃないでしょうね? と詰問。

なぜスリランカでゲストハウスをやろうと思ったかというと、

「はじめに」

そして経済的にも発展途中で将来に向けて伸び代があると思ったわけです。

『世界の資産家はなぜスリランカに投資するのか』(幻冬舎*1のような人たちの思う壺でんがなという。

頁25

私はアジアもいろいろ行ったがほとんどの国はもう経済的にできあがってる国

その点スリランカは一番これから感がある国だった

ビルマラオスカンボジアバングラディシュ、アフガニスタン、どこもこれからだと思うんですが、そうでもないのかな。ネパールなんかもまだまだだと思うんですが… まあ、危なくない国という点では、ビルマとアフガンはアウト。

ビジネスパートナーのニッサンカは、外国人観光客相手にナンパしていろいろオイシイ経験もしていたらしいのですが(妻子持ち)東條サンとは、初対面で夜ふたりでドライブしてもヘンなことをしてこないという紳士で、観光地の象ビジネスでそれなりに成功している人間ということも東條サンの後押しをしたらしいです。ただ帰国後だいぶたっても連絡をとぎらせず連日スカイプ(たぶん)で勧誘して來る、いわゆるマメなタイプの人間。女性に対してはマメなのがいいのかなあ(偏見)

しかし、六百万の予算で始めたゲストハウス建設は、隣接地購入などで早くも予算半減し、建築会社にすべて依頼すると金がかかるので、資材を自分たちで調達して現場の人夫だけ雇う戦法が最悪の結果を生みます。中国でも、その辺で仕事待ちしてる農村の打工のオッサンに仕事をさせると、日本の何でも屋なんか目じゃないくらい何の専門スキルもないので何をやらしても仕事がダメで、それでいてすぐ手を抜いたりサボろうとするという例がありますので、そういう連中を外国人の女性が仕切れるわけがなく、能率的な方法、キレイに仕上がる方法をことごとく拒否し、出来上がりがあまりにヒドいのでやりなおしを命じると、ご丁寧にそこでも言われた反対に仕上げてゆきます。観光地のローカルって点でもたぶんガイジンをなめてるし、男性なので女性をなめてる。

頁124、頁135、頁141。ムスリム店主は、注文通りの品物を袋に入れないで違うものを入れたので交換に行った時の対応。購入時しっかり目視確認しないとハケない在庫品の別商品と勝手に入れ替えるという。で、ニッサンカがここで動いたのは、相手がシンハラ人じゃないからじゃいかと、後で思いました。相手がシンハラ人で、地元観光地の顔見知りだったりすると、ニッサンカはだいたい理不尽な相手の肩を持って東條さんを責める。型枠や基礎工事はまだしも(それだって鉄筋組みが手抜きばかり)内装や配管になるとどんどんひどくなってきます。タイル屋が配管やってる時点でおかしい。いや~こんだけ書いて、読んだ人がそれでも泊まろうかというゲストハウスになるのか。マスキングの件は、マスキングしないでペンキ塗ってあとでペンキを落とすのにやすってペンキ塗ってない箇所までケバだたせて、ふつうのガラスを擦りガラスにしてしまった。東條サンガキレればキレるほど、いやがらせでデタラメ工事がエスカレート。工賃は前払いで、クビにしても返って来ないのですが、東條サンはついにキレて全員解雇します。ここまでが①巻。

東條サンはこうした件をすべてスリランカ人の国民性に還元するようになったように見えますが、それでも今でも現地と半々で暮らしてるので、私だけが彼らをDISれる、それだけのことがあったのだから、と思ってるかもしれません。ウィシュマサンの件について彼女の意見を聞いてみたいですが、まずノーコメントでしょうし、内々に聞いたとしても、別におかしなことは言わないと思う。

東條サンの子どもは海外(フィジー)に中学生にして留学中だし、タクシーの運転手(事故多し)だった夫は物静かで、スリランカに帯同しては来たもののひきこもりになってしまうし、東條サンも、エッセー漫画家という自負がなければ、とっくに心が折れてたかもしれません。現地の、洗濯機もない(女性が手洗いすればいいという考え)シャワーもない(男性は半裸生活だし、男女ともに水浴(女性は着衣で)すればいいから)家屋なのにスマホWiFiはバリバリという生活を活写したり、ニッサンカをインビテーションに三ヶ月かけて日本に連れてきて日本生活を体験させたりと、嫌スリランカ流まんがになりそうになりながらコネタまんがも充実させ、嫌韓流が千年かけてもたどり着けない境地に達しています(要するに嫌韓流①解説で大月隆寛山野車輪に期待してそうならなかった方向に、東條サンは向かった)

おわりに

はい、というわけで異国の楽園と夢見た島国の国で私は、

地獄を見てしまいました。

スリランカと日本は文化的に何もかもが反対でした。

(略)

でも正反対すぎて逆に似ているところもありました。

島国気質なのかもしれないけど、

閉鎖的、排他的なところは共通していると思うんです。

だからどちらの国も自殺大国だったりするんじゃないでしょうか。

でもその理由は正反対。日本人は未来を悲観したりして死を選ぶけど、

スリランカ人はその場で怒って死ぬ。

失恋とか、親に怒られたとか。(略)

読むのがつらくなってしまったら申し訳ありません。

まったくもって面目ない限りです。でもまだまだ続きます。

(略)

外国人女性が舐められて舐められて何処でどう反撃するのか。カフェはじめましたでは、女の敵は女とばかりに働かないバイトの子やいやがらせする隣のテナント、強欲大家BBAなどが出るわけですが、その前にゲストハウスがどうなったか。かなりあっけにとられる展開になります。オッサン連中をどうクリアしたのかとか、そういうレベルではなくなる。

頁49に、キリティーを粉ミルクでなく新鮮牛乳で作ろうと思ったら朝六時半起きして隣村の乳牛から乳をしぼってボイルして漉して冷やさないといけないとあります。煮炊きも薪をくべてやるそう。『スリランカでカフェはじめました』*2では、白人の街ゴールのスーパーなら生鮮牛乳あるかもと自動車を飛ばしてロングライフ牛乳、常温保存牛乳しかないというオチを迎えますが、乳牛を飼ってる家から直接購入契約を結べば、という考えを実現しようとはとても思わなくなっているのがその頃の東條サンなんだな、と思いました。この頃、川で沐浴や牛乳調達の時、ニッサンカ嫁と東條サンの関係はまだ普通だったんですよね。それがああも変化するなんて。

以上