ほかの人のブログで拝見した映画。
公式:http://www.uplink.co.jp/blind/
予告編
中文予告編…は、いまつべ見たら削除されてました。
で、また別のを検索しました。
特典映像 出演者インタビュー
中国人はムッツリスケベだと思います。エロだいすきというと云い過ぎか。
絶対儒教による抑圧があって、性の倒錯がアレだと思う。明るく開放されない。
そういう映画でもあると感じ、場所柄、終わったらそういうとこ行っちゃう客が、
何人出るかな〜なんて思いながら観てました。黄金町。メンズデー\1,100
でもラスト思いがけず、すすり泣きがあちこちで聞こえてしまいました。
今日の観客は皆、月何百元かの家賃で、こういう共同洗面場のある、
カオヤンロウ(烤羊肉)の出稼ぎとかが暮らしてるようなバラックで、
同棲生活したことあるのかしらんと思いました。往時を想起して泣く。
…雲南の大理とかだとそういうリーベンレンのオサーン見たことありますが、
内地だとどうだろうなあ。いてもおかしくはないと思います。
(でも、タイのバンコクやフィリピンのマニラを思い出して鼻すすったのかも)
开水瓶(ポット)の昨夜の残り湯で朝、洗面器で髪を洗う。顔も洗う。
最近の中国映画は、GDP世界第2位の中国は、かつての東亜病夫に非ず、
みたくクルマを乗り回してこじゃれたアパートに住んで、スーツで働いて、と、
カッコいい場面ばかりなんですが、こういう、昔と同じ貧困も、
まだバリバリあるんだろうか、それとも映画の演出だろうかと思いました。
こんなに流行ってる中国整体というかなんというかの店が、
あっさりなくなるというのもヘンな話かなと。ネタばれですが。
カネ出して看板買う投資野郎が一人は出てくるはず。
あと、こんな儲かるんなら、わざと視力をアレする輩も…
まあさぶらごうちみたいな人はいないと思いますが。
ぼんやり見えてるだけなら、あとは空間把握能力。
洗頭按摩のほうは、こんなにキレイな子ばっかりいないと思います。
まあ映画だから。非合法の売春を堂々と描いてるんだから、
中国は表現の自由が抑圧されてるなんてウソですよ、と言う人は、
いないと思います。流石に。男の子が逮捕後、公安に丸刈りにされないので、
へんだなあと思って観ました。脚本が読みたいです。
「健常者」の中国語とか、借金の証文とか、ホントはどう言ってたのか、
知りたい。なぞなぞも。「暫」はザンのはずなのにジャンと言ってたり、
新人賞の女の子は南通出身だとかで、じゃあメダリスト輩出の、
ものっそい体育学院があるとこじゃんと思いました。
まさじいかがですかのおにゃのこの名前が、シャオマンですが、
漢字で書くと小蛮なのが、えっなんでと思いました。
こういう名前あるのかな。なんなんだ。
中国は障害者対応がシビアなので、そこで検閲通るということは、
それなりなのかと思ってましたが、エロで乗りきった感じです。
突然の吐血はなんなのか。医者の不養生。
今見直すと思いもよらず辛口評で、また追記するかしれません。以上
【後報】
付け足すこと。
この映画は、
南京が舞台と、
ハッキリ
クッキリ
明記して
るのですが、
南京の
情景があまり
無かったです。
“沙宗蒞推拿中心”
の施療室、寮、
休憩室。
洗头按摩のある
街頭。
お話は、
それら、
空間が把握出来る
場所中心に
推移します。
遠景が挿入される
のは、一ヶ所、
中國自力更生の
証左だった
南京大橋*1、
もしくは、
新しいほうの橋*2。
近景ばかりで構成されるのは、盲人の世界を、
感じさせたいからなんだろうなと思いました。
まあ雨花台とか、蒋介石が爆破した汪兆銘の墓の跡とか、
紹介されてもなんなので、これでいいかなと。
(2017/3/24)