手紙(を書かない)魔

人形シリーズ 座間編

今朝も、ラジオ体操に行って、帰って朝食を摂って、ストレッチしました。その後今日こそは手紙を書こうと意気込んで、あれやこれやで時間が過ぎて、医者に行って、帰ってまた手紙を書こうとあれやこれやで、なんとか五時前には郵便局で料金を確定させるところまで出来ました。一日曇りだったのでそういうことが出来ました。助かりました。

晴れていたら、扇風機をしまって、ストーブを出して、こたつ布団をかけ干しでもしていたのではないでしょうか。実のなったカラスウリをかたっぱしからむしりたいです。木も伐りたい。

睡眠は大事だ大事だという話で、酒は麻酔薬だから眠れるが、切れると起きる(血中のアルコール濃度が低下すると起きる)という話は知ってましたが、酒で寝てるときはレム睡眠にならず、人間はノンレム睡眠だけでは生きられないので、あまりにレム睡眠が出来ないと、夢が漏れ出して、それが離脱の振戦譫妄の幻視となる。さすがにそこまで言われると、なんだか出来すぎな気もします。科学はそれまでよく分かっていなかったこともだんだん分かってきたんだそうで、そうですかとしか言えないです。無害なレベルまでうすめられて毎晩見ている夢が、超高濃度に煮詰められると、中島らもが『今夜、すばてのバーで』で紹介している患者の絵の本のようなものを見ることになるとか。どうにも。

私は何かあるとすぐ手紙を書くのをやめてしまう人間で、だからマイナンバーカードも作れてませんし、クレカの写真の更新も、用紙だけ送ってもらって、写真を貼って送り返す作業をしてません。1970年代のことですが、生産者が農作物を作っても売れなければ生産者は損をするので、あらかじめ消費者が直接生産者と契約を結び、支払いを確約して作物を作ってもらうという試みが、嬬恋村の農家と東京の消費者のあいだで始まっているという話を聞き、一秒後にもう「不作の時はどうするんでしょうか? お金だけもらって納品出来ない状態を認めてもらうんでしょうか?」「返金するとなったら、それまでに費やした経費はそのまま赤字になるのでしょうか? そして、減収で生活しなければいけなくなるのでしょうか?」と矢継ぎ早に質問して、そういうことなら直接嬬恋村に手紙で質問しなさいということになりましたが、どう手紙を書いたらよいか分からないので、一行も書かずに終わりました。それが最初だったかな。村役場に電話さしてもらえれば、すぐぺらぺら質問したのに。

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"从前有座山、山里来了解放军。呀拉索。过去一条路。 过路的人、那就是我的父母。呀拉索。呀拉索。那就是当兵的人。" という歌詞の歌を捜しています。李娜の《青蔵高原》のカセットテープの裏面に入っていた、子どもが歌う歌なのですが、数年越しで検索してまるで出ない。

手紙を書かなければ書かなければということで、中津まで行く時間と気力がなくて、ムスリムスリランカ料理店に入りました。ラッシー。

チキンフライドライス。和食をヒントにしてるのか、この店のシェフはコッツやフライドライス、ビリヤニの上に長葱を散らします。

拡大 今日はちょっと塩っけが強かったかな。ときどきそうなります。厨房に一人、ホールに一人しか人がいず、インド亜大陸の男性客二人と、邦人客がひとり、そして私が入店でした。邦人客は、カレーはほとんど食べたものの、つけあわせのチキンはほとんど骨についた肉をそがず、ご飯も少し残して、ラッシーも半分ほどしか飲みほしてませんでした。食欲がないのはよくないサイン。お店の人もものすごく元気がなくて、インド亜大陸の男性客はパキスタン人だったのかな、英語で店員と話し、三十年ここにいて、それで稼ぐつもりだったのかみたいなことを言って笑い、相手が真剣なので笑うのをやめました。円安は、資産のない出稼ぎ外国人のほうが強烈に応えてるみたいです。いくら稼いだらの目標金額も大幅に狂ったろうし。ほんとに元気がなかった。

今日も、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。