ブックデザイン―亀海昌次 読んだのはなんと平成十年の第五刷。版元を博多の出版社と思い込んでいて、やったね!と思っていたのですが、海鳥社と混同してました。海竜社は東京の会社でした。巻末の初出一覧を見ると、家庭画報が多いです。
山崎洋子を読んでみようシリーズ 二冊目のエッセー集になるのかな。
頁20、再婚相手は酒を飲まない人だとか。
頁51
まず自分自身を見つめるために、専門家のカウンセリングを受けてみるのもいい。総合病院の精神科、個人の精神神経科医院ともに、保険治療は可能だという。ただしこういう問題での面接治療が確立していない病院では、精神安定剤を出すだけということもある。電話などで前もってそれを確かめたほうがいい。
また市や区の教育相談室で性の相談を受け付けている場合もあり、これはもちろん無料である。あとは◯◯心理相談室といった看板をあげている個人のカウンセラーだが、これはまだ正式な資格が確立していないので、なかにはインチキなものもないではない。ちゃんとしたキャリアを持った心理療法士か、できれば確かめてからにしたい。
これは何の話かというと、夫婦やパートナーとの性のお悩みの話。今は「公認心理士」という国家資格も出来たそうで。
頁53の下記映画は面白そうでしたが、アマゾンで出たのは中古VHSとレーザーディスクのみで、DVDや配信はなさそうでした。
映画コムは評価なしレビューなしなのに、ヤフーではどちらもついてるという。
頁58、男性キャスターの不倫が発覚すると人気が下がるが、女性キャスターの場合同性の支持が増し、人気が高くなるとあります。私はここを読んで「山本モナ」という単語しか思い浮かばず、で、その元祖路チュー天使が、同性からの人気どうだったのか考えられないままです。
頁87、巨人の原辰徳(当時選手)が年上でしかも相手は再婚の女性と結婚したことは、新しい男女関係に風向きが変わってきたこととしてます。昔の本を今読むことは、イコール後出しじゃんけん。
原監督「1億円不倫スキャンダル」ヤクザ幹部が明かすタブーな核心(1) | アサ芸プラス
頁119、厚生省が高齢者福祉に向けて、過去十年の総事業費1.7兆円を超える、六兆円の予算規模のゴールドプランを打ち出したので、期待してもいいと書いています。その後どうなりましたか。
https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/1112/h1221-2_17.html
頁137、歴史を彩った悪女やらなんやらを取り上げて、自書の宣伝も兼ねた箇所。この人の同種の本に、ゼルダ・フィッツジェラルドと、やはりアルコールの問題もあった、ストレンジ・フルーツ、びりー・ホリデイが書かれているのなら、それは読んでもいいかなと思いました。寂聴と田辺聖子の下記をあげていて、寂聴は読んだように思いますが、田辺聖子は未読だったので、読んでみます。
大正殉愛 金魚撩乱(1) (サイコミ×裏少年サンデーコミックス)
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モテないタイプの中年男性、すぐグチる、社会のせいにする、なんとなく不潔、たわいもないことを言うだけで、許されるタイプもいるのに彼の場合すぐセクハラ認定される、おごりの食事につきあっただけでホテルに誘おうとする(パパ活)、なども書いてありますが、前のエッセーにもそれはあったかな。
次に読むエッセーは、歳の差再婚の夫を介護する話らしいので、この本のようには気楽に読めないだろうなと思います。以上