『フットボールネーション 8』 (ビッグコミックス)読了

頁73がいちばん現実とマンガがマッチングした瞬間だと思います。

頁74 J1クラブ愛知SC選手の心の声
この相手は守備の強度が
Jリーグレベルじゃなくて
ヨーロッパのソレだから
レフェリー利用しようってヤツ…
マジだったのか

こういう試合巧者な外人やタレントを揃えられる資金力の差が最後には勝敗を決める…
それじゃのー先生のマネーフットボールですね。
マネーフットボール、7巻で終わるとツイッターで見ましたが、
(それでも当初の予定より2冊延命するとか)サカオタの情報披露もいいですが、
GET!フジ丸やオレンジの頃にあった、サカオタになる過程で感じた現実の矛盾、
問題点、もやもやを、マンガでスカッとさせようという初志が、
薄れてきてしまったのではないかと、こちらのマンガを見て思いました。
トンデモかもしれませんが、帯になんのためらいもなく、
日本を“サッカー先進国”にするために!
て書けないですよ、既成概念に捉われてると。歳月を経て、強くならない、
というか、欧州の中堅どころ、チェコとかベルギーくらいの位置にはなってるんだろか、
的な、数年来の代表サポにとっても、もうちょっと能天気にこんなこと、
言えねえな、って感じだと思うので…サカつくって、まだあるんですかね、そういえば。

福利厚生クオカ第7弾。今日、何も読了できないな、と思って、
何かないかと検索する迄忘れてました。読めてよかった。

都民新聞の中村記者は、いずれ、オレンジの坂台好男(さかだい・よしお)
四十何歳独身、みたいになるのかなあ、と思いました。
あと、女性作者が、スパイクに気持ち込めてるところが、新鮮でした。
そういう感覚でサッカーマンガ読んでなかったな。
といっても、デイズもエリアの騎士も夕暮れのクライフイズムも2巻以降のアオアシも、
読んでなくて、名前知ってるだけですが。他は今ぱっと出てこない。
何故上記を知ってるかというと、アマゾンの関連商品で出て来たから。

次巻は都リーグ3部の主人公たちが、天皇杯準決勝という、
スゴいところに突入するわけですよね。正GKキムチで欠いて。
ここに来て、楽しみです。以上