相鉄瓦版 Soutetsu Kawaraban 第261号(2019年7月1日更新)特集:相鉄線沿線で楽しむフルーツさんぽ 読了

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今回は相鉄沿線の果樹園で、収穫体験を受け入れているところをとりあげています。きちんと、てまのかかる、苦労の部分を、かなり微に入り細に入り記録として残しているので、読み応えがあります。

どこもトップの写真を、その農家提供のものを使っていて、そりゃその時期でないとピッタリの、たわわにみのった果実の写真なんか撮れないよなと思いつつ、ビジュアルな記録をどこも残してる時代だと思いました。

最初の葡萄が、瀬谷の海軍道路沿いの、広い農地の地帯のおうち。この辺はたぬきもまだばんばんいると思います。イタチはどうかな。芽かき、蕾の摘み取り、剪定。病気。受粉。これはたいへんだと思いました。中央線に乗っていると、勝沼なんか一面葡萄畑ですし、長野県も東信等盛んと聞いてますが、どこもこれだと、まあ見えない努力が一年中だなと。ウドなどもてがける大きな農家だそうですが、以前は五反ほどトウモロコシも作っていたのが(葡萄も手がかかるし、玉蜀黍も手がかかるので)現在はとうもろこしは家族で食べるだけということでした。

田んぼ一反は、何アールなのでしょうか? - すこしかけますが約10ア... - Yahoo!知恵袋

次が湘南台。ナシ、ブドウ、カキ、リンゴ、キウイ… 梨なので、で~た~な~と思う、袋掛けが登場します。キウイはもいでから一定時間寝かせる追熟が必要なので、収穫体験受け入れていないとか、藤沢の在来種とか、土起こしの話など、ここも話が尽きないです。就農している仲間がいて、相談出来る環境にも触れています。これが一気に高齢化するとあれで、オイコラを嫌ってとかあるのかもしれませんが、下の世代に継承されないのが、現実だったりしますが… この方は県の農業アカデミーで学び、JAの技術指導の人から、親とは畑を分けろと言われたそうです。衝突しないかわり、失敗は全て自分の責任になるので、あれこれ手を焼かれて作物は実るかもしれないが…より長い目で見てずっといいんだとか。そうなんですね。

最後は二俣川のブルーベリー。以前は、二俣川だと都市化が進んだので、伊勢原まで通勤して土地をアレして商品作物を作っていた、農業経営的なおうちだったそうですが、おなくなりになったので、ご家族が地元のブルーベリー農園の世話をしてるんだとか。土質の話があります。一般的な野菜はアルカリ性の土壌を好むが、ブルーベリーは酸性が好きなので、土壌を作り変えてから植え直したとか。ブルーベリーなのでジャムとかそういう話も出ますが、収穫体験は防虫熱中病対策で、長袖や虫よけスプレーは必需品だから、しっかり準備してきてね、とも書いてあります。都会の隙間の農園なので、山間部に行くのと違い、あんまりそういうの考えないで来てしまう人がいるんだとか。必要なら、二俣川ですから、すぐ近所に西友もドラッグストアもしまむら的な服屋もすぐありそうですが、おかねロクにもってないと面倒かな。今はサンダルで富士山に行く人もいる時代なので、そういう人は富士山に登れません、と同様のロジックが働いてもいいかも。

連載コラムは、会員制のワークスペースの使い勝手のよさについて。スタバでマックブックエアーな人たちから記事を始めているのがほほえましいです。大和のシリウスにコンセントあるか忘れましたが、海老名のツタヤ図書館はあるので、なかなか盛況です。中央林間の東急の上は、あまり埋まってません。でも、本厚木のアミューはコンセントないけど埋まってる。埋まる埋まらないの差は、不思議です。橋本も混んでるし、座間市立図書館もわりと埋まっています。

ロンドリーナのフットサルスクールの子で、猿のほうのベルマーレに行きたいと言ってる子がいて、コムレイドのチャリンコスクールとか、名前忘れましたが、ソフトボールのスクールとかもあるんだろうかと思いました。相鉄線は、サッカーだと、水道なんとかの先のレオックの横縞と、鞠って気がします。連休最終日相鉄線乗ったら、DeNAのレプユニやグッズの客ばっかでした。流石と思います。

農業以外の収入元を何か持ってないと生活厳しいとも思いますが、だからと言って遊民にならずに、毎日手をかけないとすぐにダメになるいきものあいての人生に、全力で取り組んでいる姿は、じゅうぶん尊敬に値すると思います。以上