3月30日頃には単行本になるそうで、その情報はおたくつながりで2月あたまには来てましたが、ああいうのはどこから来るんだろう。東日販が発表してるんでしょうか。
今号も、コンビニ五軒くらい回って、一般書店も一軒回りました。たぶん、POSか何かで、以前私が買ったお店の方には置いてあるのでしょうが、ぜんぜん違うところのコンビニに行ったので、そしたらなかったという。どこでもあるわけでない。でもオリジナル増刊号が置いてあって、ビッグコミック増刊号がないお店は、ちょっとふしぎです。コンビニの雑誌スペースじたい、ファミマもローソンもデイリーヤマザキも半分に減らしてますが、女性誌がそっくりなくなってる感があり、そうなると、水着のチャンネーが表紙の少年or青年マンガ誌か、パチンコ、実話系しかないコーナーになってる店も多く、ちょっと子連れで近寄りがたく、こどもを促して迂回してる親子も見ました。この雑誌も、モロ☆連載が始まるまで買ってませんでしたが、その頃に比べると、やはり置いてる店減ってます。が、電子化されたそうなので、そっちで販路拡大出来ているのであればよいデスネ、どうでしょう、です。
そうやって動いたおかげで、かつての地元チェーン店が、今でも看板出してるのを知って(教科書販売に特化してて、書籍雑誌の小売り業はやってない感じ)よかったです。海老名のダイエーにだけ店舗を残してた気がするのですが、それも何年も前のことでした。
私は最近読書感想等で、勝手に英題をつけてますので、これもつけました。シェエラザードのスペルは若干の異動があるようですが、深く考えず、もっともメジャーなものを書いたので、ちがっててもいいです。
Scheherazade (disambiguation) - Wikipedia
ペルシャ語のアルファベット表記だと「Shahrzad」で、トルコ語だと「Şehrazat」で、フランスのテニス選手だと「Shérazad」だとか。
日本語版は二次元作品がそれなりに出ます。ジャララバードやZARDは、さすがに音が離れすぎてるので、入ってません。
19世紀ヴィクトリア朝の自転車の話ということで、徳川慶喜が明治時代に駿府で乗ってたような自転車がボンボン出てくるのですが、女性の自転車乗りがテーマですので、「横乗り用自転車」なるものもほんのちょっと描かれます。本題とはまったく関係ないのですが、相当レアなのか、なかなかウェブで見つけられませんでした。青春の思い出の二人乗りで、後ろの女性が横乗りする画像とか、乗馬にも横乗り用の鞍があるが、馬に負担がかかるので長時間の騎乗はNGだとか、タイのバイクタクシーとか、そんなのばっかし。
Extortionate motorcycle taxi - Langhub - เรียนภาษาอังกฤษ
上の写真は、そのうちほぼ消えるんだろうなという。バンコクのバイクタクシーの後部に女性が横乗りしてる写真。記事は、タイ人でも値段を高く取られることがあって、それを当事者?がぶつくさ拡散きぼんな感じ。
スミソニアン公式の、女性サイクリングと服装の変化ページ。横乗りはここにはないです。
ゲッティが売ってる、三輪ならまたがらなくていいから、それでいいじゃないのイラスト。
ここでようやく横乗り用自転車の写真を見つけました。ゲッティなどにも同じ写真はあるようです。ここは、"org"ドメインで、論文の剰余物の有効活用で作ったとか書いてあるのですが、どこの大学かとかよく分からなかったです。
お話としては、パンチに気をつけやう他でした。パンチは、あだち充のマンガに出てくる犬ではないです。
以下ほかの話の感想。今号は、力が入ってる話が多くて、読者を気合負けさせようとしてる気もしました。
上のマンガ。コンテンポラリーアートのうさんくささを茶化してるのはよかったのですが、アートの民主化などと持ち上げているアートのポピュリズムに潜む危険性を、「悪貨が良貨を駆逐することもままある」程度で終わらせているのが、ちょっと不満というか。介護を理由に悪を相対化しようとする人を銃で脅す場面はよかったですが、今、トレースが熱い時代なので、返す刀で「アートの大衆化」を諷刺する意味でも、反転トレースの投げ銭でフジタがガッポリもっていくオチにしてもよかったのかも。
上の交換日記。なぜ自炊かと聞かれれば、育った野菜が余るから消費してるだけ、としか。売ってるものだけ食べて生きてて、家に包丁もまな板もない吉行和子?だかの人生も潔くてよいと思います。
詐欺紹介コラムは、今回はレスキュー商法なので、おとなしめ。
武論尊まんが。朴訥な北関東上京人の振り込め詐欺受け子が、かんたんに洗いざらい自白するところがよかったです。(その後当然見せしめがあって、主人公らの出番)調理人でもこの性格だと、腕のほうもどうなんだろう、経営面に関してはだいじょうぶ?と思いました。韓国人のシャワーの場面は、非常にリアルというか、私の知ってる韓国人女性が遭ったいやな事件を思い出しました。その人から、韓国ではギョーザをマンドゥ(饅頭)というと教わったです。あーやだやだ。
帰還困難区域まんが。思いがありすぎて、詰め込みすぎな気がしてたので、思い切って四ページくらいサイレントで大ゴマでやってみてよかったと思いました。誰かが背中を押したのならGJ。
ヨガでどうやって寝落ち出来るのか。それはヨガなのか。
ギターまんが。今回は、初心者向けとかナシに各部の名称や工程などバンバン書いて、なめられないよう飛ばしてるのかと思いました。でも、影のうすい主人公ヘヴィメタ二人組が、Tシャツの外に一ヶ所も墨が見えない理由が明かされる方が、読者は納得すると思います。見えないところがすごいとか、あるいはポリシーがあって墨入れてないとか、etc. 脱力系のコミックソングを全力で支持する若者は、確かに違和感ですが、それはただたんに、いつも上から目線の「ヒョーロン家」年長者にイラっときてて、そっちに反発したいだけなのかもしれません。
お茶屋まんが。祇園に限らずですが、京都花街の人のDNAのサラブレットぶりにはおそろしいものがあるという、そのまま。
岩谷テンホーまんが。もともとのスジや道徳観がよかったから、世の中のものさしがこうなってもNGにならない、ひとを不快にさせない、と、過去の作品を参照せず言い切ることをコタツ○○と以下略 一度五島に行ってみたいですが、totoBIGは当たりません。
表紙煽り文句
あらゆる依頼が舞い込む2人…
事件も謎も、
颯爽とスピード解決!?
冒頭柱文句
ここは19世紀後半のロンドン。いろんな“探しもの”を請け負う2人は優雅にサイクリング中――?
結末柱文句
「幽霊自転車事件」は「これにて一件落着―――2人の大立ち回りはイギリス中に知れ渡ることに……?
娘がアイドルの漫画家まんが。アイドルと一つ屋根の下まんがという業界人の指摘を読んで、あだち充『じんべえ』をその路線で再開させて炎上でもいいんじゃいかと思いました。長男がすばらしい。あと、次女の「ママわかったヨ。パパ会社に行くんだ!まんがやめて!」がすばらしい以上にすばらしかったです。連載化して何かリアルにマイナスな影響があるといけないので、時たま読めるだけで満足する節度を、読者ももたねばならないまんがと思いました。ナラモや饕餮になってはいけない。
下記は、私がオフパコという言葉を知ったのでメモした日記。このことばが、PIXIV百科事典に載ってるのもこわい。
今日は、令和最初の十二月八日です - Stantsiya_Iriya
パコーラ。サモサ。山崎ナオパコーラ。(他意はありません)
風呂漫画の宇宙人JKの造型は、JKというより、プーのJKコスプレ援交みたいなので(古い)続くなら変えてほしいです。
伊賀柳生激突漫画。宗矩と兵庫って親子じゃないよな、と、確認するため検索しました。なんで十兵衛じゃなく兵庫といっしょにいるんだろう。
特異点は特異点で、冷えた枯れた技術とは言えないので、そのままではブレイクスルーにはならないと思うのですが、どうでしょうか。酒粕でなく甘酒、塩麴ではなく醤油麹というのは勉強になりました。以上AI子ども食堂まんが。
カセットテープでなくMDまんが。カセットテープでなくMD。DATでなくMD。母親にも目を描いてほしかったです。目を描かない絵を見ると、心理学的な意味をつい考えてしまうので。相手と目線を合わせたくない自信のなさのあらわれとかなんとか。
VWビートルまんが。やっと主人公在日コリアンの設定を使った話を出したと。東京五輪北朝鮮選手団不参加帰国。
でも、帰還船で帰った友人が代表として参加してたというのは、数コマで終わらせるにはもったいないと思うのですが、フォルクスワーゲンと絡ませようがなかったのか。いつか、東ドイツでトラバント絡みで再会とか、そういうふうに膨らむ伏線なのかなあ。
今読んでる『シソンから、』という小説は、ハワイでドイツ人と結婚した韓国人女性の話で、この話はマイセン絡みでドイツ人と結婚した邦人女性の話。比較は出来ませんが、ちがうといえばちがう(ドイツ人男性の性格も)
デブセryまんが。カラスミマシュマロが、何の伏線にもならなくて残念でした。お菓子好きだがいずまなお菓子しか作れない男かと思った。
ゴルゴスピノフまんが。前号まで、「死神」だった気がしますが、今号からゴルゴ13の名称解禁。後継を名乗る資格があるか自問する展開も暗示的。しかし、昔からこの仕事場と思いきや、たかだか数年前に、主人公の弱みを握った男が用意した場所だったとは。そういう設定にしてよかったんでしょうか。
以上