駅前書店の平積み残り三冊の一番上を買いました。駅前書店も分かっていて、ビニルかけてませんでした。だから奥付で、既刊重複買いでないこと確認して買えました。まあビニルかけてあっても店員サンに聞くだけですが、以前大規模書店で店員さんに聞いたら、いきなりビニルビリビリ破って中見たのには驚いた。「いや、いいんですか、前の巻だったら読んでるんで買いませんよ」「いいんです、構いません」追い詰められてるのかそうでないのか。
スペリオール2023年5号、6号、9号、10号、14号、15号、18号、23号掲載。
連載担当/山口翔 単行本編集責任/由田和人 単行本編集/山口翔、堀内裕子(小学館ナニング) 装幀:関善之 for VOLARE inc. 巻末に科学指導(ママ)参考文献、取材協力、それとスペシャルサンクス。
権田選手は二度目の登場だそうで。
これですね。オーバートレーニング症候群のつらさを分かっている人の声。
あとがきでも書かれてるんですが、この巻はサッカー界の美味しんぼ漫画はお休み。純粋に試合のみ。
で、すごく面白いです。撃ち合いこそ華という。2009年のセレッソvsベルマーレ戦のひとつを思い出した。この巻ベストじゃいかな。同点からマリオのゴールまで、私はクセで、ボードを見て試合の残り時間を確認したくて仕方ありませんでした。ちなみに同点までは、スコア覚えてないかったので、それと選手一覧をボードで確認したくて仕方ないかった。それだけ実際の試合を想起させたから。マリオのゴールのスタジアム沸騰、すごくよかったです。いやー、なるなる。ああなる。
だいたいスポーツまんがの死闘には各選手の過去の回想シーンが挿入されてしまうわけで、このまんがも然りですが、のー先生の『マネーフットボール』でも取り上げられていた、ええしのぼんしかサッカーでけへん現代の問題点がそのまま主力選手の回想になってました。浦和ユースのくだりでも取り上げられたかもしれませんが、再度掲出。
頁109の「お腹いっぱーい💛」の背景を、同行する千尋少年が分かっているのかどうか。「住む世界が違う」ってアンタ、円高時代に東南アジアやアフリカに行った邦人じゃないんだから。同じ日本の同じ時代の人間同士なんだから。「お腹いっぱーい💛」ってアンタ。
アディショナルタイムの表示が出たらレッドカード退場でPK。追い詰める追い詰める。素晴らしいと思いました。
航くんにはやっぱし厳しい評価なんだろうか。彼らも。
以上